夜明け前。 -254ページ目

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君の心の隅っこに、僕という人間が存在してる事が、僕にどれだけの幸せを感じさせてくれている事か。

どんな言葉を使ったって、どんなゼスチャーをして表したって、伝えきれないんだ。

それが、もどかしくもあり、不甲斐無くもある。もっと、僕に言葉の力を、ください。









もっと君に、伝えられる事が、きっと沢山あるんだ。










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君の、想い出さえあれば、きっと僕は、これから先、少しだけ幸せに過ごせるんじゃないかなって想う。

だけど、それも、きっと、ほんの少しだけ。時間が経てば、経つほど、その想い出は僕を苦しめるかもしれない。それでも、僕は今より少しでも君との想い出を作りたくって仕方がないんだ。自分の胸を苦しめる事になったって、今は、一緒にいたい。ただ、それだけ。そう、それだけの事。





遠い未来に、怯えて、【今】を、見失いたくないだけ。








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君がいないと、眠れない。

そんなメールを、打とうと想ったけれど、やめたんだ。

だって、きっと今の僕は、とびっきり冷えたビール1本飲んで、ズブロッカをロックで1杯飲んでしまったら、君がいなくたって眠れるんじゃないかなって想うから。



寂しくて眠れない、なんてのはさ、今の僕には、見え透いた嘘だな。

だけど、ベットに、入るのが、惜しいんだ。どうしてだろうね、風呂も、僕を恋しがってるし、

冷蔵庫に冷えたビールも、僕を恋しがってるし。そして僕自身も、今夜明け前。を、恋しいんだ。