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一緒に、スーパーマーケットに買い物に行ってさ、買ったよな。一個だけ、桃。あとは、もうパンだったり、ミネラルウォーターだったり、チーズだったり。沢山買い込んだっけ。冷蔵庫で、きんきんに冷えた桃を、二人で齧ったっけ。金曜日の、夜。エアコンで冷え切った部屋でさ、きんきんに冷えた桃。シーツにくるまりながら、ベットに、桃を転がしながらじゃれあったっけ。つい、この間の、金曜日。そういや、そうだったっけ。
幸せな、時間を一緒に過ごしてるんだ。君と、さ。
だけど、時々想う。ヒトリの夜で、特にアルコールなんか入っちゃった昨夜なんか、そう想ったんだ。
そろそろ、かな。なんて、ね。何がそろそろ、なんだろうって、今、帰りの電車の中で、さ。考えてたんだ、雷の音なんか聴きながら、ピカっと光る空を見ながら、夏も雨も、夏の、雷も、悪くないってね。
君が、どんどん遠くに行ってしまうんじゃないかって、どぎまぎしてたあの頃の俺が、懐かしくなってしまった。いや、今だってそう想うけど、月日って、怖いな。麻痺しちゃうみたいだよ。あのどぎまぎが。
終わる事のない気がする恋を、
いつか終わらせなくちゃいけない時が、来るまで、僕は、君と一緒にいるよ。


