夜明け前。 -128ページ目

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  夜明け前。








何が一番大切か、何が一番必要なのか、ようやく気がついたような気がするんだ。僕はいつだって身軽で、風船のような人間だから、何が一番大切かって事が、少しだけわかってきたような気がするんだ。もう、遅いよって言う人もいるかもしれないけど。だけど。遅くたって良いんじゃないかな。わからないまま人生が終わってしまうよりも、さ。









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  夜明け前。









今年最後の、雪を見たんだ。真っ白な、雪を。きっと、僕の住む街では見る事が出来ないであろう雪を。

2009年も、もうすぐ終わってしまう。来年の僕も、来年の君も、幸せな一年でありますように、って想うんだ。残り少ない2009年を、僕はどんな風に過ごすんだろう。君は、どんな風に過ごすんだろう。そして、どんな新年を迎えるんだろう。今から、僕は少しだけ、愉しみなんだ。愛のある日々を、ありがとう。





















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  夜明け前。








沢山の恋が、この運河に沈んでるかもしれない。幸せそうに歩く恋人同士の想い出が。そんな事をぼんやり考えながら、眺めてると、僕の恋も、ここに沈めてしまいたいなって、想った。今、僕がしている恋が終わったら、ここに沈めたいなって。傷心旅行なんてした事がないけれど、その時はここに、沈めに来ようって、想うんだ。だから、濁ってるのかもしれない。運河の水が。色々な恋の想い出や、哀しい気持ちで。