01536
正月が嬉しかったのは、幼い頃だけかもしれない。20歳を過ぎた頃から、もう正月なんて、大して変わらない普通の日の気分だった。幼い頃は、お年玉だったり、料理だったり、何もかもが新鮮で、TVなんかも見たくて見たくて仕方なくって。遅くまでTVなんか見たり親族とかとゲームなんかやれて、楽しくて楽しくて仕方なかった。大人になってから、正月って何が楽しいのか、何がめでたいのか、って考えれば考える程、どうでも良い感じになってしまった。けれど、そんな僕もちゃんと御節も食べるし、御屠蘇も、飲む。餅も食うし、雑煮も、すする。いつも想うんだけど、クリスマスや正月太陽が青くなったりして、物凄く特別な1日になれば良いのに。よし、今日は青いサングラスでもかけて過ごそう。そしたらいつもより違った1日になるかもしれない。街のどこかで、おかしな格好してる男がいたら、きっとそれは僕かもしれないよ。


