当時の私の職場では人手がまったく足りなかった。朝4時30分から仕事に入った労働者が夕方6時まで働かなければならなかった。地域マネージャーは、朝4時30分からこの職場に張り付きになっただけではなく、午後にはもう一つの職場に張り付かなければならなかった。会社が募集をかけても誰も応募してこなかった。この地域では、この会社は評判がよくないようだった。

 それというのも、顧問が、この人は老齢で、職場で倒れられると会社に傷がつくから、と言ってやめさせていた。また、この人は反抗的で気に入らないから、と言ってやめさせた。私は、これをくつがえすためにこれらの労働者たちとともにたたかったが、当人たちは神経を痛めるまでに追いつめられて、やめざるをえなかった。

 この職場の人手不足はこのことが根拠だった。顧問には、この罪を償ってもらわなければならない。私は、このことを職場の労働者たちおよび地域マネージャーと話しし、顧問には、昼番(9時から15時まで)というのではなく、長早番(実質上、朝の4時30分から15時まで)に入ってもらおう、と意志一致した。

 このことが職場の労働者全員および、北関東地域の責任者である部長(この部長とは私はよく話しをし、職場労働者のある程度の要請を受け入れてもらっていた)・顧問当人・意志一致した地域マネージャーにはっきりと伝わるように、次の文章を書き印刷して、この全員に渡るようにした。

 

 

 みなさん および 会社上層部の方々へ

 

会社上層部の方々に反省してもらい

働きやすい職場をつくりましょう!

 

 これまで会社上層部は、わずかの利益を上積みするために、ひと(特定のパート労働者たち)を辞めさせることに狂奔してきました。それを今になって、時給を上げもしないで、ひとの足りない現状をのりきるためにパート労働者にきつい労働を強いることを、私は許しません。会社上層部の方々は、これまで自分たちがやってきたことを反省し、困難な現状を打開するために、みずから率先して身を粉にして働いてください。お願いします。

 パート労働者のみなさん! すべての労働者のみなさん!(管理者も管理の労働および現場の労働をやっている労働者です。労働者としての自覚をもってください。)

 団結してたたかいましょう!

 

                  2018・10・19     北井

 

 

 私は地域マネージャーに通じるように、このように書いた。そして管理者たちに、「われわれはあなたたちを敵とみなしているのではないですよ、悪いことをやったことを反省してその態度を改めてもらえばよいのです。あなたたちも労働者です。ともにたたかいましょう」と呼びかけるために、「労働者としての自覚をもってください」と書いたのである。

 

 このようにして、顧問には、長早番のシフトに入ってもらうことができた。

 

 

 

 

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