「革マル派」中央官僚は、「世界は今まさに熱核戦争勃発の危機に直面している。」「熱核戦争勃発の危機を突き破れ」と叫びたてている(「解放」最新号=第2826号2024年7月8日付)。

 これは、われわれによって自分たちの祖国防衛主義への転落・日本民族主義への陥没があばきだされたことから労働者たち・学生たちの眼をそらし、自分たちの醜い姿をおおい隠すための煙幕なのである。

 中央官僚は危機意識を丸出しにして叫ぶ。

 「いま欧州諸国においては、「ウクライナ支援をやめよ、国内経済対策を優先せよ」などと自国第一主義を鼓吹する親ロシア派の極右勢力(フランスの「国民連合」やドイツの「AfD」など)が跳梁跋扈している。そして、十一月の米大統領選挙をまえにして、「アメリカ・ファースト」を呼号するトランプがバイデンから政権の座を奪取することに血道をあげている。」

 彼ら中央官僚が極右やトランプを「自国第一主義」と非難するのは、「ゼレンスキー政権にもっと軍事支援をしてくれ」と西側国家権力者にこいねがう心情と欲求からだけなのである。ヨーロッパ諸国やアメリカの労働者たちが、搾取を徹底的に強化され、生活苦に突き落とされていることへの危機意識と怒りは、彼らにはまったくない。移民や難民が多くなっているということの事実は語っても、移民労働者たちと在来の労働者たちとが対立させられているというこのプロレタリア階級闘争の危機への痛みと憤怒の念も、これを突破するという意志とパトスも、彼ら中央官僚にはまったくない。

 彼ら中央官僚が極右を「親ロシア派」の「極右ナショナリスト」と非難するのは、彼ら自身が西側帝国主義防衛のナショナリストとなっているからなのである。すなわち、彼ら自身が、日本帝国主義ブルジョアジーの日本ナショナリズムのちょうちん持ちとなっているからなのである。

 このようなナショナリスト「革マル派」中央官僚を階級闘争から一掃しよう!

 

 

 

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