労働組合の全員であれ、職場のみんなであれ、左翼フラクションのメンバーたちであれ、自分が創造した何らかのグループのメンバーたちであれ、われわれは彼らを、その人間を変革するために、自己がもっている能力のすべてを出し切ってイデオロギー闘争を展開するのである。

 この人たちはこの程度の意識をもった人たちだから、この程度の意識へとたかめていくために、自分のこの程度の能力を発揮して、彼らとこの程度の水準の論議をしたり、この程度の内容のビラや文書をだしたりする、ということではないのである。この人たちはこういう誤った考えをもっているからその考えを批判してそれへの否定的自覚をつくりだすとか、この人たちはこういうことに幻想をもっているからその幻想を断つとかということではないのである。その人は、自分の考えが否定されたとしても、それ以上は自力では考えることはできない。その人は、自分の抱いているものが幻想だと打ち砕かれたとしても、自力では、そのあと、どう考えたらいいのかはわからない。われわれは、彼らのその問題性をどのように突破すべきなのかということを、彼らの頭をまわすように積極的に論理的に内容的に展開しなければならないのである。

 われわれは彼らを、共産主義的意識をもった人間へと変革しなければならない。彼らを、共産主義的意識をもった人間へと全面的に変革するためには、彼らのうちに、いま何をつくりだし、そしてそれを彼らの内的土台として次に何をつくりだしていくのか、というように、われわれは考え構想しなければならない。こういうことを構想し実践するためには、われわれは自分がもっている力のその全力を発揮しなければならないのである。

 したがってまた、われわれは、すでに存在している本や資料を使って、彼らと論議するのではない。マルクスの本やわれわれの本は貸したり買ってもらったりして、彼らに自分で読んでもらえばよい。資料もまた渡して読んでもらえばよい。

 われわれは彼らを変革するために、自分が文章を書かなければならない。それを読みあげて彼らと論議するのである。彼らが何度も読み返して考えることができるように、われわれは、彼らを変革する内容を文章として書かなければならない。こういう文章を書くためには、われわれは自分のあらゆる能力を全面的に出し切らなければならない。

 

 

 

 われわれの基本文書と英文を私のホームページに掲載しています。見てください。メインページの右上のメニューのところの「基本文書」「ENGLISH」をそれぞれクリックすると出てきます。

 また、創造ブックス発行の本については、その全文のPDFファイルを順次ホームページに掲載しています。読んでください。

 

 北井信弘・創造ブックスwebsite:    https://n-kitai6.webnode.jp

 北井信弘・創造ブックス ホームページ:https://n-kitai8.webnode.jp

 

 私のメールアドレスは、nbkitai@yahoo.co.jp です。

 自分のおいてある場の現実をかえていくために論議していきましょう。

 私のブログへの感想や、生起している問題についての疑問・考えなどをお寄せください。私に連絡をくださるばあいには、このアドレスにメールを送るようにお願いします。

 私に手紙をくださる方は、本に書いている住所に郵送してください。

 あるいは、メールを送ってくだされば、住所をお伝えします。

 

 革共同革マル派・探究派のブログも見てください。

 「探究派公式ブログ」:

 https://tankyuka.hatenablog.com ででてきます。

 

 松代秀樹著『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』(プラズマ出版)は、全国の丸善・ジュンク堂書店、紀伊國屋書店、書泉グランデ4階(神保町)、模索舎(新宿)など、全国の主要書店で販売中。

 松代秀樹編著『松崎明と黒田寛一、その挫折の深層 ロシアのウクライナ侵略弾劾』など、プラズマ出版発行の本については、プラズマ出版のホームページを見てください。

 プラズマ出版:https://plasmashuppan.webnode.jp