いたましい!こぶし重鎮は黒田本の出版権を奪い取られた。中央官僚には黒田寛一の本を物神とすることが必要だった!
「あかね図書販売」の「KK書房」への名称変更は、今日のこぶし書房の廃業を告知したものであった。「革マル派」中央官僚は、かねてから対立していた・こぶし書房の革マル派重鎮を恫喝し脅して、この重鎮から、黒田寛一(KK)の諸著書を出版する権限を奪い取った。重鎮は敗北し屈した。中央官僚は黒田寛一を神とすることなしには生きられなかったのだ。中央官僚にとっては、自分たちの・黒田思想からの背反を、いや黒田寛一その人への背信を、おおい隠すためには、黒田寛一の諸著書を物神とすることがどうしても必要だったのである!
中央官僚は、おのれの醜い身を隠すために、KK書房から『黒田寛一著作集』を刊行した。
こぶし書房の革マル派重鎮たちは、こぶし書房から黒田思想とはまったく関係のない本を出版して、こぶし書房の計画的死を準備した。
こぶし書房の重鎮は、自分たちの死後こぶし書房が「革マル派」中央官僚によって汚され辱めを受けるのを避けるために、自分たちが生きているうちに、こぶし書房の存在を現生からなくし、それを歴史上の存在にしたのだ、と言える。そうすれば、その輝かしい歴史を、輝くがままに遺せる、と。その名は残る、と。
自分たちの死期を自覚した親が、自力では生きられないわが子を殺すかのように。
いたましい!
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