ウクライナ政府・軍がアメリカ製兵器でロシア領土を攻撃できることになったことに欣喜雀躍——「革マル派」中央官僚
「革マル派」中央官僚は、アメリカ帝国主義から供与された兵器でウクライナ政府・軍がロシア領土を攻撃できるようになったことに欣喜雀躍しているのである。
「ウクライナ政府・軍は、米欧諸国から新たに供与された兵器で武装しつつ、……このウクライナ政府にたいして、アメリカのバイデン政権は、供与した兵器によるロシア領内への攻撃を一部承認する措置に踏みだした。」と。(「解放」最新号=第2822号2024年6月10日付)
中央官僚は、あくまでも自分たちを、西側帝国主義勢力の一翼に位置づけたいのである。いまや彼らは、ウクライナ民族至上主義というよりは、ロシアと戦争する・アメリカを中心とする西側帝国主義勢力にみずからすすんで抱きこまれることに、自分の生きがいと自分たちの存在意義を見いだしているのだ、といわなければならない。アメリカを中心とする西側帝国主義諸国家権力者のふところは、彼らにとってあたたかく心地よいようだ。
この「解放」最新号のインターネット版では、日本がアメリカの「属国」であるという規定も、「安保の鎖によって縛られている」という文言も消えた。中央官僚にとっては、「属国」であろうが鎖に縛られていようが、自分たちが西側帝国主義勢力総体の胸に抱かれていることが、至上の心の支えなのかもしれない。
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