われわれは、自分がプロレタリア階級闘争を創造していくためには、職場の労働者たちみんなの意識をたかめなければならない。そのためには、われわれは、職場でうみだされた問題や、社会的あるいは世界的に生起した問題について、職場の労働者たちのあいだで討論をまきおこしていかなければならない。労働そのものや労働の諸条件をめぐって苦しんでいる労働者仲間を助けるために、あるいは自分自身が助けてもらうために、われわれは、職場の労働者たちに訴えなければならない。

 労働者仲間を助けるために、あるいは自分自身が助けてもらうために、そしてまた社会的に生起している悲惨な事態や勃発している戦争をくいとめるために、職場のみんなが意志表示しうるとりくみを、われわれは創意を発揮し工夫してあみだし、みんなに呼びかけていっしょにおこなうのである。みんながやれることをあみだすことが肝要である。それぞれの労働者が自分の意志をあらわせるようにすることが必要なのである。自分の意志をあらわすことは、職場の労働者みんなの実践である。みんなそれぞれの、自分自身の実践である。

 この実践をめぐって討論をまきおこしていくことが重要なのである。この討論をとおして、相互に労働者的意識をたかめ、労働者的信頼をつくりだし、労働者としての団結を創造し強めていくのである。

 われわれは、自分がつくりだしている左翼フラクション、その会議において、それぞれのメンバーのこのような実践を報告しあい、つきあわせ、いろいろと論議しほりさげていくようにしなければならない。

 この論議を、「プロレタリア階級闘争を創造していくために、われわれはさらにどうしていけばいいだろうか」というように問題提起して、ほりさげていくのがいいのではないだろうか。そうすれば、左翼フラクションのメンバーたちは、自分の問題意識と目的意識をピッとはっきり定めて、自分の頭を、深めていく方向にまわしていくことができるのではないだろうか。

 職場の労働者みんなが同じ方向をむいて意志表示するとりくみをおこない、左翼フラクションの会議においては、その構成員たちのこのとりくみの実践をめぐって論議してほりさげ、彼らをプロレタリア的主体として思想的にも組織的にも鍛えあげていくことが肝要である、と私は考えるのである。

 

 

 

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