「革マル派」中央官僚は、日本国家はもっと自立してほしい、日本民族は本当に大切なんだ、という自分の心のよりどころをあくまでも守るための心情を、連休明けに披歴した。「解放」最新号(第2817-2818合併号2024年5月13日付)がそれである。そこで、彼らは次のように語っている。

 日米共同声明は、「いまや没落著しい軍国主義帝国アメリカを〝安保の鎖〟で締めあげられた「属国」日本が支えるかたちで「運命共同体」的に一体化することの宣言にほかならない」、と。

 この日米共同声明は、日本帝国主義国家権力者が、自国がより積極的な役割をはたすかたちで日米軍事同盟を強化することにのりだすことの宣言であった。だから、「いまや没落著しい軍国主義帝国アメリカを日本が支えるかたちで」と書けばよかったわけである。しかし、中央官僚は「〝安保の鎖〟で締めあげられた「属国」」という修飾句をつけないわけにはいかなかったのだ。これが、彼らをつきうごかしてやまなかった内的衝動であったのだ。

 彼らは、あくまでも日本帝国主義国家のよりいっそうの自立を希求しているのである。日本型「日本第一」主義というべき新たなナショナリズムを鼓吹する日本独占ブルジョアジーに彼らは完全に抱きこまれているのである。

 このような中央官僚を歴史のごみ箱に投げ捨てよう!

 

 

 

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