「革マル派」中央官僚は次のように言う。(「解放」最新号=第2803号2024年1月29日付)

 「内部留保をますます積み増ししている」「強欲な」「独占資本家どもにたいする労働者階級の一大反転攻勢として、今二四春闘を戦闘的に高揚させようではないか。」と。

 彼ら中央官僚は、日本の労働者階級の闘いを、ゼレンスキー政権とウクライナ軍の反転攻勢になぞらえているのであろうか。何と反労働者的なことか。

 たとえ、それはどうであったとしても、自分たちがどうたたかうのか、という・構えも指針もまったくない。すべては他人事である。

 「……こうした機運が湧きおこっている」というように、彼ら中央官僚にとっては、闘いは「機運」でしかないのであり、「湧きおこっている」ものでしかないのである。

 これでは、レーニンが『なにをなすべきか?』で批判した「自然発生性への拝跪」どころの話ではない。

 彼ら中央官僚の意識は、労働者に付与することを意図した階級意識ではなく、プロレタリアートへの不信で満ち満ちているのである。自分のこの内心の不信をおおい隠すための言辞が「機運」なのであり、「一大反転攻勢」なのである。

 彼らにとってすべてが他人事であり上の空であるのは、彼らの希求しているものが、階級分裂が現れでたものとして・自分たちが意義づけした日本民族なのだからである。彼らにとっては、本質的矛盾が現れでると日本民族となるのであり、この日本民族がもっとも価値あるものなのだからである。

 このような中央官僚派を歴史のごみ箱に投げ捨てよう!

 日本の労働者階級は、みずからを階級として組織し、今二四春闘を階級的にたたかおう!

 

 

 

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