「革マル派」中央官僚派は言う(「解放」最新号=第2794号2023年11月13日付)。

 「まさしくハマスの対イスラエル攻撃と、シオニスト権力者のガザ総攻撃に敢然とたちむかうパレスチナ人民の勇姿が、アラブ諸国の人民と権力者の反米アラブ・ナショナリズムを燃えあがらせているのである。サウジ権力者をはじめとするアラブ諸国の権力者は、東エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家を樹立するという「パレスチナの大義」をふたたび掲げなおしているのだ。」

 これは、労働者・人民を搾取し収奪し抑圧するサウジ権力者、彼らをはじめとするアラブ諸国の権力者への賛辞であり、自分たちがこれらの国家権力者に依拠し依存することの表明にほかならない。

 ここにいう「パレスチナ独立国家」の「国家」とはブルジョア国家・すなわち・ブルジョアジー独裁の国家のことである。そして「東エルサレムを首都とする」というのだから、これは、西エルサレムはイスラエル・ブルジョアジー独裁国家が支配していることを前提とした主張であり、パレスチナ国家とイスラエル国家の「二国家共存」論である。

 まさにこの主張は、日本の上川外相が、得意満面になって発表したG7外相会合声明の内容と同じである。

 このようなものを、彼ら中央官僚は賛美し尻押しし、みずからの理想としているのである。

 彼ら中央官僚は、世界での国家権力者どもの抗争と渡り合いをながめまわし、どこを応援し、どこに自分たちの身を寄せるのか、というように感覚し頭をまわしているだけなのである。

 彼らは、プロレタリアートの立場にたつことを放棄して久しい。彼らは、プロレタリアートに不信を抱いて何十年もたつからである。彼らは、自分たちがいずれかの権力者と一体となった気持ちで感覚し考える、という以外のことはなしえなくなっているのである。

 われわれは、このような連中を踏みつぶして前進しよう!

 全世界の労働者・人民は、プロレタリア・インターナショナリズムの立場にたって、ガザ戦争を阻止し、パレスチナ・イスラエル・全アラブ・全中東のプロレタリアートの解放をかちとるために階級的に国際的に団結しよう!

 

 

 

 

 

 

 

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