わが仲間が教えてくれた。去年の春以来休眠していた愛知大学豊橋学生自治会のホームページが９月２０日に突然更新された、ということである。
９月１７日に、愛大川井当局が学生自治会役員３名の退学処分を決定した、ということなのである。（６月３０日の川井学長からの通告は、３名の退学処分の予告であって、正式の決定は９月１７日だ、ということであった。）大問題である。ところが、自治会の声明文では、この退学処分への弾劾が前面には押しだされてはいない。それに代わって「川井反動体制をうち砕いた」ということが前面にうちだされているのである。
この「川井反動体制をうち砕いた」ということは、学長選挙で「川井後継候補の小林副学長を落選に追い込んだ」ということをさす（９月８日開票）。では、当選したのはどういう人物なのか。その人物は良心派なのか。これは書かれていない。当選したのは、自治会つぶしの反動派なのか、それとも自治会擁護＝３人の処分反対の良心派なのか、これが問題なのである。このことが書かれていないのである。
「解放」（第２７８７号）のマル学同（マルクス主義学生同盟）の声明文でも、このことは書かれていない。
もしも、当選した人物もまた自治会つぶしの反動派であるならば、反動体制のうえでの顔の入れ替えであるにすぎない。
当選した人物がどういう人間であるのかをなぜ隠す必要があるのであろうか。
愛大自治会ホームページ
https://aidaijichikai.org/
この記事と「解放」掲載の声明を読み、これらの物質的基礎をなす現実そのものを想像して、考えてください。
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