ゼレンスキーは、国連安保理の会合で演説し、バイデンと会い、共和党の下院議長らと会談して、支援を訴えた。

 これは、事態の表層のことがらであるにすぎない。生起している事態をアメリカの側から見ると、その真相がよくわかる。

 アメリカの独占ブルジョアジーが、ゼレンスキーの尻をたたき、この政権に兵器をあたえて、ウクライナの労働者たちを兵士として使い犠牲にして、プーチン政権が兵士として動員したロシアの労働者と戦わせているのである。世界における自国の覇権を維持するために、プーチン政権を追いつめすぎない程度に——アメリカ本土に戦略核兵器を撃ちこまれると困るので——ロシアをたたく、と同時に、迫りくる経済危機を回避し独占的利潤を得るために軍需生産を飛躍的に拡大する、というのが独占資本家どもの狙いなのである。

 共和党の議員がウクライナへの支援にそれほど積極的ではないのは、兵器の供与という回り道をとおってではなく、アメリカの国家資金をもっと直接的に独占資本家の利益のために使え、ということなのである。

 「革マル派」中央官僚は、このような内部対立をはらみながらウクライナの労働者たちに犠牲を強いるアメリカ国家に、いつまで、「ゼレンスキー政権にもっと兵器を供与してくれ」と懇願しつづけるつもりなのであろうか。

 明日9月24日の政治主義集会で何を言うのか。

 

 

 

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