われわれはわれわれが活動している場の階級的現実に対決し、この階級的現実を変革するために、というように、われわれは問題をたて自分の頭をまわすわけである。しかし、実際には、このように自分の足を踏んばり、身構え、頭をまわすのはなかなか難しいのである。

 ここにいう階級的現実とは、われわれがそれまでのわれわれの実践によってつくりかえた現実である。それは、おのれがつくりかえてきたところのおのれにとっての対象だけではなく、そのように実践したおのれがおのれ自身をつくりかえてきたおのれをもふくむところの現実そのものなのであり、この現実におのれが対決するのである。

 O⇒Cと表記したところの、Oは、この場においてあるわれわれ、わが組織をさすのであるが、Cはこの場の階級的現実をさし、階級classのcをとってきたものである。

 英語のclassは名詞としてだけではなく形容詞としても使えるそうであり、階級的現実は、そのまま言葉をおきかえれば、class reality となるのであるが、これでは向こうの人には意味がわからないので、reality of class struggle とするのがいいそうである。これをもう一回日本語にもどせば、階級闘争の現実となり、これでいいわけである。

 とにかく、われわれは自分のおいてある場の階級的現実に対決するんだ、ということを自分の頭に思い浮かべるのはたいへんなことなのである。

 

 

 

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