7月15-16日にイタリアのミラノで、「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリアートの対応」を議題とする国際会議が開催された。これは、ロッタ・コムニスタを中心とするイタリアの共産主義組織が呼びかけ、プロレタリア・インターナショナリズムの立場にたつ世界各国の諸組織が結集したものである。

 わが探究派代表の春木良同志が、この会議の論議を内容的に牽引し、出席者たちの共感をかちとった。

 「革マル派」中央官僚派は、事前の5月に議題にかんする論文を提起しあったときには、ロッタ・コムニスタからの批判への弁明丸出しの論文を寄せていたにもかかわらず、会議には来なかった。彼らは、参加諸組織からの批判を怖れて逃亡したのである。マルクス主義の原則に背いて民族排外主義に転落した組織は、論文を寄せた組織のなかでは、彼ら以外には存在しなかったからである。春木良同志がこのことをあばきだした発言に、参加者たちから、逃亡者への苦笑がわきおこった。

 東西両帝国主義陣営が激突しているという情勢のもとで、これをうちやぶるために、国際主義に立脚する共産主義者の結集をかちとった、ということは決定的に重要である。

 われわれは、プロレタリア世界革命を実現するための新たな世界党を創造するために、世界各国の諸組織との国際的なイデオロギー闘争を果敢に徹底的に遂行していくのでなければならない。

 すべての労働者・学生・知識人が、探究派公式ブログ掲載の春木良同志の総括論文に対決されんことを望む。

 

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