革命的自覚をもったわれわれが、労働組合のない職場に就職し働きはじめたときには、いや、そういう職場に積極的にとびこんで、過酷な労働のもとで退職に追いこまれそうになっている職場の労働者を助ける、というような活動をやっていくべきだ、と革マル派の組織の内部で提起した私は、党常任メンバーたちから非難を浴びせかけられた。「そんなことをしたら、そうせよとアンタに指導されたわが仲間がかわいそうだ。悲惨な目にあわせる」、と。まだ、黒田寛一が指導していた時代のことであった。

 いま、ここで書いているように、そういう職場でわれわれが一人で闘いの先頭にたち、職場の労働者たちを実質上代表するものとして自分の地歩をつくりだすべきだ、ということを言えば、「土井路線のもちこみだ、一匹狼的闘いをあおるものだ」と非難されるにちがいない。

 かつては、私は、いろいろと具体的なことは言えなかったが、実際に自分自身がそういう闘いをやることを基礎にして、その経験の教訓をめぐって論議し、いま、このように書いているわけである。現状を何とかうちやぶりたい、と考えているすべての労働者に、私は訴えるのである。

 考えて見よう。

 いまや、労働組合のない職場が圧倒的に多い。

 そういう職場では自分が闘いの先頭にたたなければならない、ということはあまりにも当然のことであろう。自分がやらないで誰がやるのか、ということである。会社管理者ににらまれて首を切られる可能性があるから、自分は誰かの陰に隠れて二番手として活動する、というようなわけにはいかないのである。革命的自覚をもった労働者は、自分以外には職場にいないのである。自分がどのように活動し・闘いをくりひろげるのか、ということを、何としても編みださなければならないのである。

 私は、「職場総体型の闘いをくりひろげよう」と提起した。

 われわれは、職場の労働者全員と話ししなければならない。会社管理者からの労働者の分断を許さないために、そうしなければならない。と同時に、われわれは、あくまでも労働者階級を階級的に組織するために諸活動をくりひろげ、職場闘争を展開するのであって、職場の労働者全員を、その一人ひとりを、その人なりに一歩高めていかなければならないのであり、職場の労働者総体の労働者としての団結を創造し強化していかなければならないのである。

 これを自分がやるのである。だから、会社管理者からの過酷な労働の強制に苦しんでいる労働者と話しし、この強制をおしかえしていくために、自分が先頭にたってこの労働者とともにたたかいぬくことが必要なのである。そして、何かあれば、職場の労働者たちが自分に相談にくる、という関係をつくりだしていくことが肝要なのである。

 

 

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