「革マル派」現指導部は「解放」最新号(第2721号)で、「<プーチンの戦争>に対決できない俗流トロツキスト」と叫び、西側帝国主義に対決できず依存する自分たちの正当化に躍起となっている。

 それは、他の極の腐敗した者をなじることによって、そのとは反対の極の腐敗した自分たちを自分で慰める、という腐敗した姿である。

 いや、腐敗した他者を、他の極の極限にまで腐敗しているかのように意図的に描きあげて、と言ったほうが正確かもしれない。

 彼らは、ギリシャのトロツキストにたいして、その主張を、「「主敵は帝国主義」と称して、「NATO拡大反対」のみを掲げる」というように特徴づけたうえで、「帝国主義に比してロシア国家は擁護すべき対象であると、彼らはみなしているのである」と捉えかえすのである。だが、これは、西側帝国主義諸国家権力者にたいしてゼレンスキー政権にもっと兵器を供与してほしいと願望している自分たちのまなこから、ギリシャのトロツキストの主張を意図的に色読したものではないだろうか。

 相手を、ロシア国家を擁護しているとなじって、西側帝国主義に期待している自分たちの正当化を必死で図るとは、彼らの心は、何とうすら寒い、うすらさみしい心情で満ちていることか。腐敗した輩をあげつらいなじることによって、腐敗したおのれを慰撫するとは! 哀れ!

 

 

 

 

 

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