メタ(旧名フェイスブック)が主導する暗号資産「ディエム」(旧名「リブラ」)の運営組織は、1月31日に、関連資産をアメリカの銀行系のシルバーゲート・キャピタルに売却すると発表した。メタは暗号資産の発行を断念したのである。

 これによって、アメリカの政府・金融当局は、現行の基軸通貨ドルの支配を撹乱する要因を取り除いた。だが、こうすることによって同時に、民間の暗号通貨(暗号資産)と各国の中央銀行が発行するデジタル通貨とをふくむ部面において、中国の優位、すなわちデジタル人民元の優位が確定した。

 アメリカの政府・金融当局および独占ブルジョアジーは、習近平の中国のデジタル人民元を手段とする・ドルの支配の転覆に脅えることとなった。

 帝国主義国アメリカと国家資本主義国中国とは、世界の覇権をめぐる死に物狂いの争いに勝利するために、自国の労働者階級の搾取と収奪と抑圧を強化することに狂奔している。

 全世界の労働者階級は、このような現代世界をその根底からくつがえすために階級的に団結しよう!

 

 

 私のメールアドレスは、nbkitai@yahoo.co.jp です。

 私に連絡をとる方は、このアドレスにメールを送るようにお願いします。

 私に手紙をくださる方は、本に書いている住所に郵送してください。

 本をもっていない方は、メールを送ってくだされば、住所をお伝えします。

 

 革共同革マル派(探究派)のブログも見てください。

 「探究派公式ブログ」:

 https://tankyuka.hatenablog.com ででてきます。

 

 野原拓著『バイト学生と下層労働者の「資本論」 脱炭素の虚妄』(プラズマ出版、211頁、定価1650円)が、書泉グランデ4階、紀伊國屋書店新宿本店・梅田本店、ジュンク堂書店池袋本店・大阪本店・難波店・あべのハルカス店、丸善丸の内本店・広島店、三省堂書店神保町本店、ブックファースト新宿店、八重洲ブックセンター、東京堂書店、模索舎、早大生協図書館店、東大生協本郷店・駒場店、国学院大学生協など、全国主要書店で販売されています。

 「プラズマ現代叢書 1」の松代秀樹編著『コロナ危機との闘い 黒田寛一の営為をうけつぎ反スターリン主義運動の再興を』、「プラズマ現代叢書 2」の松代秀樹・椿原清孝編著『コロナ危機の超克 黒田寛一の実践論と組織創造論をわがものに』、野原拓著『自然破壊と人間 マルクス『資本論』の真髄を貫いて考察する』、「プラズマ現代叢書 3」の松代秀樹・藤川一久編著『脱炭素と『資本論』 黒田寛一の組織づくりをいかに受け継ぐべきなのか』と合わせて読んでください。

 くわしくは、「プラズマ出版」のホームページを見てください。