Aさんと名づけられた革マル派中央指導部の常任メンバーが、2012~13年に、それまでの公務労働にかんする、したがってサービス労働にかんする、それまでの経済学的追求の一切を否定したのは、日本共産党系のスターリニスト学者・芝田進午の見解に依拠してのことであった。

 芝田進午が1970年に出版した『公務労働』という本の内容と照らし合わせることをとおして、そのことを、われわれはつかむことができたのである。この常任メンバーが「公務労働者は搾取されていない」と主張したのは、芝田が税務労働者の労働について論じたくだりの丸写しであった。

 当時の革マル派中央指導部の面々は、自分たちを執拗に批判してくる松代秀樹=笠置高男の組織内での理論的・組織的な影響力を断つ、という政治的目的を実現するためには、スターリニスト学者の理論になりふりかまわず依拠したのである。自分たちのこのような政治主義的行動を政治主義として自覚しえなかったのは、彼らがこのスターリニスト学者の理論にオルグられてしまっていた、ということにももとづくのである。

 みなさん、このことをあばきだし理論的にほりさげた松代論文を読んでください。

 

 

 

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