本日からNBAではプレイオフが開幕しました。

優勝を目指し熱戦が繰り広げられます。

 

本日の結果がこちら。

 

イースタン・カンファレンス 1st Round

キャバリアーズ④ 97-83 マジック⑤

ニックス② 111-104 セブンティシクサーズ⑦

 

ウエスタン・カンファレンス 1st Round

ティンバーウルブズ③ 120-95 サンズ⑥

ナゲッツ② 114-103 レイカーズ⑦

 

いずれもホームの上位チームが先勝したようです。

やっぱり、ホームでは負けられませんよね。

 

今シーズンのNBAレギュラーシーズンで、本拠地のチームの勝率はどれくらいだったのでしょうか?

 

調べてみましたら、668勝562敗で、勝率54.31%という結果が出ました。

これをプレイオフ進出16チームに絞りますと、443勝213敗で、勝率67.53%に上昇。

強いチームは、やっぱり本拠地でも強いということですね。

プレイオフ進出全16チームが、本拠地で勝率5割以上でした。

 

NBAのプレイオフでは、ホームコートアドバンテージの獲得がいかに重要か分かりますね。

本日、NBAではプレイイン最終決戦が行われ、イーストはヒート、ウエストはペリカンズがそれぞれ勝ち、プレイオフ第8シードを獲得しました。

 

そんな中、渡邊雄太選手がNBAのキャリアを終了し、来シーズンから日本のBリーグでプレイすることになりそうだというニュースが飛び込んできました。

 

いやぁ、大変驚きましたね。

6年という長きに渡って世界最高峰の舞台で彼のプレイを見ることができて幸せでしたね。

そんな渡邊雄太選手のキャリアを数字で見てみることにしましょう。

 

 

グリズリーズ、ラプターズ、ネッツ、サンズに所属して、計213試合に出場。895得点を記録しました。

彼の最大の武器は、なんといっても3Pシュート。153本成功させ、37.0%の確率でした。素晴らしいですね。

フリースローは67.5%でしたので、ここだけが少し低かったでしょうか。

 

シュート以外でも、497リバウンド、137アシスト、83スティール、61ブロックと攻守に渡りチームに貢献しました。

とりあえず、今は「お疲れ様でした」と言いたいですね。

 

さあ、来シーズンはどのチームでプレイするのでしょうかね。

どのチームも欲しいでしょう。

その前に、パリ五輪。ゆっくり体調を整えて、また素晴らしいプレイを見せてください!

 

レギュラーシーズン64勝18敗と圧倒的な強さを見せたボストン・セルティックス。

優勝大本命のチームは、他球団と比べてどこが良かったのでしょうか。

今シーズンのデータを分析してみましょう!

 

 

この表の一番下ですが、平均120.6得点はリーグ2位、平均109.2失点もリーグ5位で得失点差が+11。オフェンスもいいし、ディフェンスもいい。付け入る隙がない感じですね。

 

オフェンス面では、3Pシュートが抜群に良いです。NBA制覇を果たしたときのウォリアーズに近いでしょうか。その一方で2Pシュートはかなり少ない。シュート成功確率は良いですけどね。アウトサイドが特に優れていたことが分かります。

ターンオーバー数がリーグ1位の少なさで、リバウンドがリーグ2位と堅実ぶりが数字に表れていますね。

 

ディフェンス面では、相手チームのシュート確率を低く抑えてますね。ファール数も少ないので、フリースローを与える機会が少ないようです。

あとは、スティールも与えないし、ブロックも防いでいます。

 

どうでしょうか。

このような数字が並んでいると、プレイオフでセルティックスからシリーズで4勝を奪うのはかなり難しいと見込まれますね。3Pシュートが外れるようなことがあれば苦しくなりそうですが、それ以外でカバーできるチームなのであまり弱点はなさそう。

 

さあ、プレイオフでの数字はどうなるのでしょうか。楽しみです。

 

プレイイン・トーナメント、本日はイースタン・カンファレンスのチームが戦いました。

その結果を見てみましょう。

 

 

シクサーズ 105-104 ヒート(PHIは第7シード獲得)

ブルズ 131-116 ホークス

 

 

シクサーズが逆転勝利でプレイオフ進出を決めました。ヒートは前半で二桁の点差をつけましたが、惜しくも1点及ばず…。

そして、ブルズはホークスに快勝。ヒートとの最終決戦で第8シード獲得を目指します。

 

実際に映像は見てませんが、フィラデルフィアの試合はすごい試合だったんでしょうね。

これでシクサーズは、3月31日のラプターズ戦から9連勝!強い!!

元々、前半戦はイーストの上位にいたチームですから強いんですけど、エースのジョエル・エンビードがいない時期は大きく星を落としていました。復帰してから、まだ負けてませんね。

 

シクサーズは今シーズン、47勝35敗の成績ですが、エンビードが出場した試合では31勝8敗。

これでプレイオフ第7シードを獲得しましたが、1st Roundで戦う第2シードのニックスにとっては嫌な相手となりましたね。

 

調べてみたところ、この直接対決はNYK 3-1 PHIとニックスに軍配。

で、面白いことにこの4試合でのシクサーズの得点が、92点、96点、79点、79点とかなりのロースコア。シクサーズが勝った試合も、79-73という相当低いスコアです。

これはニックスのディフェンスが効いているのか、得意な相手となっているのか。

 

 

さあ、イースタン・カンファレンスの第8シードはヒートvsブルズとなりました。

直接対決は、MIA 2-2 CHIと五分五分。最後の対戦が2023年12月16日なので、しばらく対戦してませんね。今年最初の試合が大一番となります。

昨年はここからヒートの快進撃が始まりましたから、この再現となるのか注目です。

 

 

今日から舞台はプレイイン・トーナメントに突入したNBA。

ウエスタン・カンファレンスの4チームが参戦し、結果は以下のようになりました。

 

 

ペリカンズ 106-110 レイカーズ(LALは第7シード獲得)

キングス 118-94 ウォリアーズ

 

 

レギュラーシーズンでも相性の良かったレイカーズが敵地で勝ちましたね。八村塁選も13得点と活躍しました。

そしてもう1つは、キングスがウォリアーズに快勝。第8シードの獲得をかけ、ペリカンズと対戦します。

このカードはシーズンで、NOP 5-0 SACとペリカンズがなんとスイープ。この相性の良さを大一番でも見せられるのでしょうか。

 

さて、ここでちょっと触れておきたいのが、敗れたウォリアーズです。

あのウォリアーズが94点しか取れなかったんですね…。クレイ・トンプソンが、FG0/10でまさかの0点。不発に終わってしまいました。

そのウォリアーズの今シーズンと今日の試合のデータが以下の通り。

 

 

今シーズン、117.8点の攻撃力が94点に抑えられ、シュート%も落ちてしまい、その他の数字もレギュラーシーズンより劣ってしまいました。アシストが10もマイナスだったんですね。

 

これがポストシーズンの恐いところなんですね。

私はNBA全30チームのファンですが、ウォリアーズのバスケットはかなり好きなんです。なので、この結果は少し残念でした。

来シーズンに期待です。

 

一方、キングスはよく頑張りましたね。

昨シーズンのプレイオフ、1st Roundの借りを見事に返しました。ペリカンズ戦も楽しみです。

 

NBAは明日からプレイインが始まりますね。

そして、優勝を目指すプレイオフの戦いも待っています。

 

このブログでも何回か取りあげているように、近年のNBAでは点数をガンガン取るオフェンシブのスタイルが見られます。

今年のオールスターでは200点超えなんていう話題もありましたね。

 

しかし、プレイオフでの戦いとなるとこれまでとは違い、ディフェンスに力が入り、ファールも重なり、両チームピリピリするなんていうことも。

では、実際に数字上ではどうなのか、昨シーズンをデータで見てみることにしましょう。

 

 

やはり得点は下がってますね。昨シーズンですと、7点近くダウン。

やっぱりディフェンシブになっているのか…。

しかし、フィールドゴール%は確かに若干下がってますが、リバウンド、ターンオーバーは減っていますし、ファール数もほぼ同じ。

 

なので、プレイオフになったからと言って、オフェンシブが一気にディフェンシブに変わったとは言い切れないのかもしれません。

では点数が下がった要因は何かを考えてみますと、例えば、1回のオフェンスに少し時間をかけるようになった、とか、ファストブレイクでのポイントが下がった、とか。

あまり表だった数字上には表れないものがあるのかもしれませんね。

 

あとは、やはり独特の緊張感がありますから、スタートは慎重にもなります。

 

さあ、今シーズンはどうなるのでしょうか。楽しみです!

 

さあ、ウエスタン・カンファレンスを見てみましょう。

 

 

トップの熾烈な三つ巴を制したのは、サンダーでした。サンダーが第1シードを獲得したのは11年ぶりです。ナゲッツは同率ではありましたが、直接対決で1-3だったため第2シード。第3シードのウルブズの躍進も見事でした。

 

以下、クリッパーズ、マーベリックスと続き、プレイオフのボーダーライン上を制したのはサンズ。ペリカンズは同率でしたが、サンズとの直接対決で1-2であったため7位。

 

プレイインに進む8位レイカーズ、9位キングス、10位ウォリアーズはゲーム差1と接近。この順位が今後の戦いでどう出るのか楽しみです。

 

その、プレイインの組み合わせを見てみます。

 

① ペリカンズ vs レイカーズ(勝者が第7シード)

② キングズ vs ウォリアーズ

③ ①の敗者 vs ②の勝者(勝者が第8シード)

 

レギュラーシーズンでは、NOP 1-3 LALとレイカーズがリード。レイカーズにとってはアウェイながら相性の良い相手となりました。ポストシーズンでの八村塁選手の活躍に注目が集まります。

そしてもう1つは、SAC 2-2 GSWと五分五分。ポストシーズンでの経験値はウォリアーズが十分にありますから、10位からの下剋上が見られるのか注目です。キングズも長年低迷してましたので、2年連続のプレイオフへ向けて負けられません。

 

プレイインは4/18から始まります。楽しみましょう!

 

本日の試合をもって2023-24レギュラーシーズンが終了したNBA。

各カンファレンスの順位を見てみることにしましょう。

 

まずは、イースタン・カンファレンス。

 

 

セルティックスが本当に強かったですね。ホームでの勝率が.902(37-4)と驚異的な数字を残しました。プレイオフのファイナルまでのホームコートアドバンテージを手にしていますので、リング獲得の大本命ですね。

 

2位ニックス以下は、まさに大混戦でした。特にプレイオフのボーダーライン上の5位マジックから8位ヒートまでがなんと1ゲーム差。直接対決の結果などでこのような順位となりました。マジックとペイサーズは4シーズンぶりのプレイオフ進出。台風の目となれるのでしょうか。

 

ボストンに対抗できるのは、どこでしょうかねえ。

シーズン成績では、バックス、ペイサーズ、ホークスがセルティックスに対して2勝を手にしています。

 

でも、まずはプレイイン。

イースタンの組み合わせは次のようになります。

 

① シクサーズ vs ヒート(勝者が第7シード)

② ブルズ vs ホークス

③ ①の敗者 vs ②の勝者(勝者が第8シード)

 

シーズンの成績から見ればシクサーズとヒートが突破しそうですが、1発勝負なので分かりませんね。

シーズンでは、PHI 2-2 MIAと五分、CHI 2-1 ATLとブルズがリード。

さあ、どうなるでしょうか。

 

次回は、ウエスタン・カンファレンスを見てみることにしましょう。

 

続いて、ウエスタン・カンファレンスを見てみましょう!

 

 

前半戦を振り返ってみたときもそうでしたが、ウルブズ、ナゲッツ、サンダーの3強がシーズンを通じてトップに君臨している状況です。まだ第1シードは決まっていません。

一時期、クリッパーズがこれに待ったをかけましたが、シーズン終盤に少し星を落としてしまいました。

5位のマーベリックスまでが現時点でプレイオフ進出を決めています。

 

プレイオフ争いですが、ペリカンズとサンズがゲーム差1。続くキングスもゲーム差1。

まだ分かりませんね。

 

そして、9位レイカーズと10位ウォリアーズはプレイイン進出を決めています。

レイカーズは八村塁選手がすっかり先発に定着しましたね。素晴らしいです。

ウォリアーズもポストシーズンでの経験値は十分ですので、プレイオフに出たら面白い戦いが見れそうです。

 

11位ロケッツは連勝を重ねて猛追しましたが、プレイイン進出とはなりませんでした。

 

あと、渡邊雄太選手。古巣グリズリーズに移籍しましたね。

怪我の影響であまり出場はしませんでしたが、パリ五輪と来シーズンに期待です。

 

あと数試合でシーズンが終了するNBA。

ここでは、現時点でのイースタン・カンファレンスの状況を見てみることにしましょう!

 

 

セルティックスが圧倒的な成績を残していますね。2位バックスに15ゲーム差。

現時点で、バックスまでがプレイオフ進出を決めています。

 

そして3位以下、プレイオフ圏内の6位ペイサーズまでが1.5ゲーム差という大混戦です。

これは最後の最後まで順位が分かりませんね。

 

さらに、プレイオフのボーダーライン争いも大変面白い。

7位シクサーズ、8位ヒートもまだ可能性があります。

 

シクサーズはエンビードが復帰して、4月はまだ負けなしの6連勝!

エンビードがいなかった時期が本当に苦しかったので、助かりましたね。

 

ヒートは大一番でペイサーズとシクサーズに直接対決で負けてしまいました。

いやいや、昨年のこともありますから、全然分かりませんよ。

 

一方、プレイイン争いはホークスまでで確定となりました。

確かホークスは3月の下旬に、セルティックス相手に2連勝してますので、プレイオフに進んだら楽しみな存在です。

 

ということで、イースタン・カンファレンス編でした。

後ほど、ウエスタン・カンファレンスも見ていきましょう!