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人生

少し前の話、

悲しい出来事があり

親戚中が集まった

長い間地元を離れている自分は

10年、15年、20年振りという親戚もいた

やはりそれだけ会わないと

人は変わる

叔父や叔母は歳をとり

老人と呼ばれる部類にはいり

話題といえば

病気や健康のことばかり



その集まりで

庭師を営む親戚の隣に座った

子供の頃、夏休みになると

よくその家に行った

1コ上と3コ上の従兄がいたし

叔父も叔母も田舎独特の

口は悪いが気のいい人達だった

家の隣には川が流れていて

水浴びや魚取りには最高の環境でもあった


その叔母は

大病を患い

数日間、生死の間を彷徨って

生還したが左手足は思うように動かない

それでも親戚中の顔を見回しては

ニコニコ笑顔で話を聞き、食べ、飲みながら

宴に参加していた


そんな中ある親戚が

「毎日散歩したり、土いじりしたり、ゆっくり過ごせばいい」

と叔母に言った、すると

「ワシはただただ毎日死ぬのを待ってるだけさ・・・」

と微笑みながら呟いた

その微笑は全てを知り、悟り、諦めたかのような笑顔だった


その時、心臓をわし掴みにされたような痛みと

熱いものがこみ上げてきた

「そんな事言わないでよ・・・」と思ったが

叔母のホントの苦しみや悲しみは

本人にしか分からない・・・


今回の集まりも先日別の叔父が

暑い夏の日、畑で倒れ、そのまま逝ってしまった為のものだ

その叔父は兄弟の長男で

父を若くして戦争でなくし

母を助け、7人の兄弟の父親代わりで

家族や家を守り、若くして農業を継ぎ

倒れるその日まで現役で苦労を重ね

その日も朝4時に起きては

50箱のレタスを出荷する為に

畑に出ていた・・・。


人生って何だろう・・・。

苦労する為だけに生まれてきたような人を

僕はたくさん知っている

そんな血をもつ自分も

おそらく苦労性だ・・・。


先日聞いた素晴らしい講演で

超有名なシンクロのコーチは

「問題を解決していくのが人生」

「何が起こり、どうなるか分からないから人生は面白い」

と言っていた。

その通リだとは思う

でも、その先に何があるのか

今の自分にはまだ分からない。

願わくば、その親戚も、両親も

心静かな残り少ない人生の日々を送って欲しいと

思うばかり・・・。


その残り少ない日々に

近くにいてやろうかと思い悩む今日この頃・・・。

                         you









STAY

先日、オファーをもらった会社の方と会った


黒のベンツで駅までお迎え


いきなり旅費・ホテル代を渡され


晩飯までのVip待遇


裏を読めば優位に立って


羽振りの良さと断りずらい状況を作られた。



しかし、そんな事で流されるほど弱くもないんだけど・・・


そして、話を聞けば聞くほど


違和感を覚えていった


たしかに仕事はいい所に目をつけていたし


稼げそうな内容でもある


ただ・・・「儲かる」という言葉が


僕に違和感を強く、持たせた


キレイごとかも知れないが


お金の為に働く意識がとても弱い


もちろん、お金が無ければ


食っていけないし


この世間で生活するには


なにかとお金は必要だ


でも、僕はいつも違うモノを求めてしまう


反応の鈍さに気づいたのか


「幸福論」などを繰り広げ始めた


幸福=お金だと言い切った


さすがに成功する方は違う・・・


お金があれば


いい家に住み、いいモノを食べ、いい女と遊び


いい車に乗って、旅行にも行き


親孝行もして、楽しく暮らせる


99.9%人生は金次第だと・・・。


まるで20年前のバブルのような価値観を披露した


話を聞けば聞くほど、美味い話ばかり・・・


そんなに現実は甘くはないことは


すでに知っている。


もちろんお金は大事だが


義理とか意気とか信頼とかないと


仕事は面白くない


今回は99.9%STAYかな・・・。


                           you







転機

福沢諭吉の言ったとされる言葉の中に


こんな言葉がある

一、世の中で一番楽しく立派なことは、
  一生涯を貫く仕事を持つことです。

すでに3回の転職を経験してしまった自分は

もう一番楽しく立派な人生ではない

しかし転職をしても

きっと楽しく立派な人生はあ

それに100年以上前の話だ

楽しく立派な人生には実力と同様に

縁と運も必要だと思う

自慢をしたい訳ではないが

過去の転職の中で、

自ら履歴書を書き応募したという事がない

幸運なのか在職中に魅力的な話を頂き

その際自分の気持ちが

『逃げようとしているのか、進もうとしているのか』

を基準に転職をしてきた。

それは最初の転職の際、今から逃げたい気持ちが強い

転職をして、その後充実した仕事とは

言い切れない経験からだ。

しかし、その後は

それなりのキャリアを積めてこれたような気もするし

素晴らしい出会いと経験もあった。


今回また、あるお誘いを頂いた

ただ、いまの仕事は忙しく責任もある

業務に撲殺されながらも

けだるい満足感は得ている

しかし今までに経験のない不思議な状態にある

仕事は充実しているのにプライベートが

全くの逆なのだ

今までは仕事の充実と私生活の充実は

比較的比例していて

うまくいく時は何事もノってこなしていた

でも、今は仕事を終えると

なんとも淋しいシミッたれた日常が待っている

スーパーで1人分の食材を買い

1人分の晩飯に缶ビールを飲み

野球やドラマを見て1日が終わる

以前の充実期のように

友人と食事に行って楽しく飲んだり

女性と洒落た店で上品な食事をして

静かなバーで酒を嗜む

休みには野球や映画、エンターテーメントや旅行

ドライブデートを楽しみ

落着いた部屋で夜を迎える・・・。



最近そんな私生活は昔話でしかない

こうやって一人淋しく歳をとり

老けて淋しく死んでいくような不安に駆られる

この日常から脱却するのに

今回の話は魅力的かもしれない

さらに勤務地が勝手知ったる一番好きな都市でもある

それに本当は2ヶ月前に責任を取って

退職していけなくてはならない身だ

ココでも必要としてくれる人はいるだろうが

ケジメをつけてない・・・。


また、求められるという事はとても光栄な事

来週、○岡に飛んで

詳しい話を聞いて判断しようと思う

そこで自分自身に問いてみる

答えが『やりたい』であれば

その気持ちに忠実に

まず動く、そして考えて、やる

さて・・・どうなることやら

                 you