心理カウンセラー ひらいなずです
先日、からくり道場のテーマを募集したら
嬉しいことに、息子のことを
覚えていてくれた人がいて
息子に伝えた
まあ、相変わらず返事もなかったけど（笑）
その後、ふと、彼から
「自由について、思い出したことがある」と
メールがきたので、電話してみた
＝＝＝
自分は「自由」にみえるかもしれないが
学生の時から
「理由が不明なルールに反対していただけ」
例えば、
髪を染めてはいけない
夜ふかしはダメ
シャーペンを使ってはいけない
などなど
それで
「なぜ、反対するのか」は
それをすることに対して
自分の中に問題がないからである
ただ、相手の中に問題がある
その場合は「話しあい」をして
自分が納得すれば反対しない
つまり
自分が自由にみえるのは
「自分が納得したものを選んでベストを取る」からだ
自分が高校を中退したのは
高卒認定試験を受ければ
大学にはいけるとわかっていたから
あの当時の目的は
「大学へいくこと」だった
その制度がなければ、
選択はしなかっただろう
今は
社会人になりベンチャー企業に勤めたので
ほとんどルールがない
ただし、仕事の進め方については
「話し合い」をすることができる
学生よりも合理的な世界である
＝＝＝＝＝
と、そんなことを話していた
相変わらずだな（笑）
で、彼は、自分の夢
「アーリーリタイヤ」に向かって
転職をしようとして、会社を辞めたのだ
合理的に考えて
日本よりもアメリカの方が年収が高いので
ニューヨークで就活をするというのだ
で、現在、ビザ取得の準備中ということらしい
私からすると、それ、合理的か？と思うが
だが、彼の
「自分が納得いくものを選んでベストを取る」
この自由さなのだなと思った
自分が納得しないものは、
たとえ、どんな酷い仕打ちをされようが選ばない
それで、さんざん、先生や親に嫌われてきたのだ
「常識的には～だよね」 と言っても
聞いてはくれない頑固な子供だったな
と、遠い目になる
だけど、彼は彼なりに
ずいぶんと傷ついて生きてきたのだろう
家族の中で、
誰よりも繊細で優しいのは彼なのだ
今ならば、彼の優しさがわかるが
昔は、極悪人だと思っていた
やることが常識がなく非道に見えたからだ
悪かったと思う
彼が「自由人」にみえるのは
自分のやりたことだけやっているわけでもなく
自分の我がままを押し通しているわけでもなく
自分で納得したものを選んでいるだけなのだ
そして、そのことで
嫌われること
怒られること
バカにされること
笑われること
を、受け入れる
自分が傷つくことも
受け入れているからなのだろう
ホントに不思議な人である
◆【日時】
＜ ２０２１年７月７日（水）＞ 【時間】１8：００～20：００
＜ ２０２１年７月２３日（金祝）＞
【時間】１7：００～19：００
◆【場所】ZOOM開催
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