珍へび

ゆうべ、また山にホタルを見に行ったんだけど、
どのポイントでも、１、２匹だけ、ちらほら光って飛んでいるだけでした。
またタイミング逃したかな・・・と思ったんだけど、
川をよく見るとかなり増水して川底がえぐられた形跡が残っていたので
もしかすると、幼虫やサナギの避難場所がだいぶやられちゃったのかもしれない。
もしそうだとすると、ちょっと悲しい。

ホタルの数が少なくても、夜のフィールド散策は、それだけで楽しい。
路上で、思いもよらなかった出会いがありました。

雨に濡れた舗装道路の上で、ヘッドライトに照らされて浮かび上がった
シマシマの棒っきれのようなもの。
これは絶対にヘビ。しかもあの模様は、まさか・・・って
ピンときたので、あわてて捕まえてみた。



そのまさかでした。
シロマダラちゃ～～～ん♪♪♪



まさか君に会えるとは！
なんてラッキーなんでしょう。



へび嫌いの人にとっては、いったい何がどうラッキーなんだか
まったく理解できないと思われますが。
このシロマダラっていうヘビは、本州に生息しているヘビの中では
おそらく最も出会うことが難しく、幻のヘビと呼ばれることもあります。
自分も野生のに出会ったのはいままでの人生で３回目。この山では初めてのこと。
この辺りは北山杉の産地、つまりは杉の植林地で、パッと見て緑は深いけれど
本来の自然の森とはだいぶ違う人為的な生態系です。
シロマダラはかなり自然度が高い環境じゃないと生息してないイメージが強かったので
まさかこんなとこでひょっこり会えるとは、想像もしてなかったわけで。



出会えた感動のあまり、
しばらく戯れてしまいました。



ああ可愛い・・・



そして美しい・・・

あまりに愛らしいのでお連れしたくなったけど、それだけは絶対にガマンですわ。
ヘビの中でも特に飼育が難しいシロマダラ、
うちなんて100％飼い殺しになることはわかりきってます。山におこられます。



たくさん記念撮影したあとで、
最初に見つけた場所にリリースしました。
お元気で。たくさん子孫増やしとくれ。
そして、たまにでいいから、また姿を見せてや。

ミニトマト・レジナ収穫

今年もトマトをいくつか植えています。
今年の収穫・一番乗りは、毎度のことながらミニトマトのレジナ。

このレジナという品種は、毎春、園芸店で、野菜の苗が並び始めるころ
いつも一番最初に、何ひとつ迷うことなく１苗だけ買っちゃいます。
トマトは品種が多いんで、今年は何育てようかって悩みますが、これだけは見たら即買い。
なにしろ、こいつは半分は観賞目的の品種で、とにかく背が低い。
支柱とかもいらず、勝手にコンパクトに育つので、
「あーどこに植えよう」などと植え場所に困りません。
なのでいつも、春にテキトーに植木鉢に植えて、あと放ったらかしです。

５月上旬のようす


５月下旬のようす


現在（６月中旬）のようす


実が熟しすぎて割れかかっていたので、
収穫させていただくことにしました。





ついでにバジルも収穫して、一緒に味見。

レジナさんは、育てやすいし、鑑賞用にもなるし、個人的に大好きですが、
このひとの最大の弱点は、おそらく・・・
生食しても、それほど美味しいとは思えないことですな (^o^;)
てか、むしろこれが昔ながらのミニトマトの味で、
他のフルーツトマトなんかで近年ウマい品種が作られすぎなのかもしれん。
トマトペーストみたいな加工用には申し分ない味です。

ラズベリージャム

現在うちでは、ラズベリーが実りまくり



ラズベリーは実が成って熟すまでのスピードが早く
赤くなって２、３日もすると熟しすぎてボタっと落ちる。
青果としてお店でお目にかかれないのもうなづける。
なので毎日採って、タッパに冷凍しています。


↑
毎日このくらい収穫できます
（現在、栽培規模は1m四方くらい）

毎日やらなきゃいけない家庭菜園作業なんて
基本的にめんどくさくてたまらんですが、
いちご摘みであれば、かなり楽しんでやれます。
「水やり」「種まき」「雑草取り」などの単語と比べて、
「いちごつみ」
ああもう言葉の響きからして素晴らしい (^-^)/

いいかげん貯まってきたので
ジャムにしてみました。
（正確には「ジャムにしてもらいました」）



テキトーに三温糖で煮詰めただけ、気持ち程度ブランデーを追加。
一応クエン酸も用意してたけど、味見の結果
酸味は十分足りてるということで使いませんでした。



これがもう美味いのなんの。
ラズベリーって、トゲもあるし、繁殖力強すぎで地下からボコボコ侵略するし
お庭でかなりジャマな扱いなのは否めませんが、
こういう恩恵があるし、やはり植えといて悪いものではないという印象。