「さあゲームをはじめよう。謎が解けないと、東京は爆弾で火の海になる」
パニックに陥るテロ対策本部。
謎男から出される謎はいつにも増して難問だ。
暗号解読班のあなたは、この挑戦状の謎を解き明かし、
見事東京を救うことができるだろうか?
見事東京を救うことができるだろうか?
夜の展望台からの脱出 in 六本木ヒルズ ⇒ 失敗
名探偵コナン 摩天楼からの脱出 ⇒ 失敗
潜水艦ポセイドン号からの脱出 ⇒ 失敗
マグノリア銀行からの脱出 ⇒ 失敗
そして…
東京爆弾包囲網からの脱出 ⇒ ???
5度目の挑戦、脱出ゲーム…こんどこそ脱出してやる。
そんな熱き思いで参加してきました。
イベントの感想をネタバレギリギリで書いていきます。
いつもどおり「自ら進んで閉じ込められます」
もっとも今回は東京のどこかに仕掛けられた爆弾の場所を探し解除コードを見つけ出すというのが指名。
警視庁の「解読班」としての任務に当たるわけです。
テレビ局とのコラボレーション(テレビ放送でのナゾトキもあった)ということもあり、オープニングビデオのクオリティがものすごい。
爆弾魔からの挑戦が…。
「この封筒にナゾが入っています。でも、まだ開けちゃダメだよ~」
「ダメだって、まだダメ。そこのメガネ、ダメだってば」
なぜか「メガネのやつ」が連呼されて笑ってしまった。
警視庁の責任者の叫び、そしてアナウンスまで「メガネ」の連呼。(笑)
緊張感がある中での笑いっていいね。
さーて、そんなこと言ってもスタートしたら緊張は一気に高まる。
封筒の中のチェックと、ナゾ解きの分担は任せて、僕は写真を撮りに行った。
会場内にはたくさんのヒントが掲げられている。
この情報がないと謎が解けない仕組みなのだ。
書き写したのでは時間が掛かるし、正確じゃない場合もある。
だから、スマートフォンで写真を撮ってきて、みんなでチェックするのだ。
今回は写真の点数も少なかったので撮影は早く終わった。
手に入った情報を元にしてナゾを解いていく。
「解けた~」という声と「うーん、わからない」という声が入り交じる。
そしてなぜか、独り言が多くなる。(笑)
最初のクロスワードの問題でまだ半分程度しか埋まっていないのに
「もしかして○○○○○○○○○○○じゃないですか?」「それだ!」
(クロスワードで解けないナゾもあったのですがイベント終了後に解くことができました)
今回のように途中まで解けたもので答えを見つけるのもアリです。
もちろん、当てずっぽうで何度もスタッフに確認に行くのも失礼です。
ちゃんと「これだ」と思えるものを出してから行きましょう。
解答用紙に書き込んでスタッフに見せる…。
「はい、どうぞ」と a Room に通される。
そして新たな謎をゲット。
ここまで約30分。これまでにないハイペース。
a Room でに入れた謎には、最初に解いだ問題が使われていた。
ここはさすがに上手い使い方をしている。
明らかに「あの問題」であって、その問題を解いてないと解けない仕組み。
ちょっと悩んだのが、違う読み方ができるというものだった。
ナゾトキにはよくあるパターンだ。これも閃きだな~。
で、辿り着いた言葉…。
んん?これって、なんなの?
するとメンバーが「これは○○○ですよ」
その言葉は有名な○○○の正式名称だった。おぉなるほど。
よくそんなの知っているな~。
一応「専門知識は不要」ということがウリのスクラップのナゾ。
難しい問題にはどこかにヒントが書かれている。
今回の場合は「配布されたチラシ」の下の方に書かれてた。
見ないよ。そんなところ。^^
よーし、a Room のナゾは解けた。解答を記入して b Room へ。
ちょっとドキドキしながら見せる。
スッと何も言わずに入り口を開けてもらえる。
みんな行くぞ!
おおおぉぉぉ。
そこには真っ黒なアタッシュケースとスマートフォン(Xperia)。
心拍数が上がってくる。ドックンドックン。
アタッシュケースとスマートフォンを持ちだして、テーブルへ。
スマートフォン"ならでは"と言えるナゾトキを行なって、次のヒントへ。
アタッシュケースを開けるためのヒント(言葉)は得たものの…
それが何を意味しているのか、さっぱりわからない。
うーん、うーん。
これまたチームメンバーが閃いた。
「アタッシュケースの鍵番号は○桁ですよね。東京爆弾包囲網の脱出の○○は…」
「やってみよう!」
バチン。開いた。やったーーーー。
あ…なんだこりゃ。
中には、このイベント最大のナゾが登場する。
ケースを持った時にゴロンゴロンと音がしていたけど、これだったのか…。
これはパズル問題だ。
意味ありげにカタカナで書かれたメッセージ。
意味ありげにケースの内部に書かれた英字。
意味ありげに書かれている枠線。
うーむ。ここで相当悩む。
あっちこっちと関連付けて組み合わせてみるけどできない。
時間は刻々と過ぎていく…。
焦ってきて、思わずスタッフに時間を聞いてみた。
「えーと、後6分です」
マジかーー。やばーーい。
とにかく「確定している情報」を頼りにひとつひとつクリアしよう。
まずはケース内に書かれている枠線にて、ある情報が得られる。
ここを基準にして、見た目が「自然」になるように考慮しながら配置する。
そしてできあがったところで、例の英字のメッセージに従う
すると…。
出た。
メッセージがそこには現れていた。
(難しいぞ。これはーーー)
だが、そのメッセージも答えではない。解答のヒントだ。
でもそれは、すぐに解けた。
偶然にも第1のナゾを解くためにノートに書き写していた「ヒント」が、まさに最後のナゾの答えを導くヒントだった。「これじゃん」という即答状態。
時間ギリギリのところで、最後の「メッセージ」を書き込み、終了。
ドーーン。
部屋が真っ暗になってアナウンスが流れた。
部屋が真っ暗になってアナウンスが流れた。
「1時間が経過しました…」
今回の脱出ゲームではタイムアップの後にスタッフが解答用紙を回収する方式。
最後の解答が正解だったチームが「脱出成功」つまり爆弾を止めたことになるのだ。
発表までの待ち時間、この時間がドキドキする。
絶対に合っているという確信はあるものの、でもやっぱり不安。
MCが壇上に登場。そして次々にナゾの解答を説明していく。
第1のナゾは解答のみでさくさく進んでいく。
第2のナゾから解説が入ってくるので面白くなってくる。
自分たちの解き方が間違っていなかったことにガッツポーズをしたくなる。
そして周りからは「あーー」という驚き、「そうかー」という悔しい声。
失礼ながら悔しい声に「えっへん」と自慢したくなってしまう。
でも前回までは僕は「悔しい雄叫び」をあげていたほうなのだ。
ごめんなさい。
順番に解き方と解答が説明されていき、最後のナゾの答えが発表される。
そして…
「見事、爆弾を止めることに成功したチームは○○、○○、○○」
キターーー。僕らのチームも入っていた。
ついにやったぞ。
脱出したぞ。いや、爆弾を止めたぞ。成功したのだ。
これまでの悔しさがいっぱいだっただけに嬉しい。
そしてチームみんなで赤坂サカスの飲食店に入り込んでお祝い。
かんぱーい、の後にみんなで讃え合い、お互いの健闘を褒め称えた。
それからすぐに解けなかった問題を引っ張りだして、ナゾトキ開始。
毎回出題される「覆面算」が今回はちょっとパターンが違っていて難しかった。
あーだ、こーだと考えながら、ようやく手順を見つけた次第。
それからイージーミスもあった。
「同じ数字を塗りつぶす」では、たしかに数字を塗りつぶしているんだけど、例えば5という数字を1度だけ塗りつぶしていたために解けなかった。5という数字は何度も出てきていたので全部塗りつぶす必要があったのだ。
それとバラバラな文字を組み合わせる、いわゆる「アナグラム」があったのだが、ちょっと難解なアナグラムだった。何度も何度もやり直してようやく解けた。
ナゾトキが終わってもナゾを解くなんて、本当にみんなナゾトキが好きなんだね。
ともかく今回の「初脱出」のお陰で自信がついた。
「脱出はできるんだ!」ということ。
もし、まだ脱出できてない、悔しいと思っていても、大丈夫。
脱出はできるよ。
ただ闇雲に参加してもダメだよ。
傾向と対策をきちんと考えるようにして挑んでね。
東京爆弾包囲網からの脱出の感想でした。ネタバレは無しよ。