11月19日日曜日は「本山雅志 引退試合 モトフェス」へ。
日本サッカー界に燦然と輝く黄金世代。鹿島でも一時代を築いた79年組。その中でもWユースで、鹿島で10番を背負った本山雅志は本当に多くの人々を魅了して、多くの仲間に愛された選手だった。引退試合もそれを感じさせる、そして、モトの人柄を感じられるものでした。
満男とか体調不良や諸事情で参加出来なくなった人もいた反面、リーグ終盤のこのタイミングでも試合には出ないとは言え来てくれた大迫や、ガッツリ試合出てブーイング浴びてた慎三とか、愛され具合が分かるよね。
大迫&慎三に関しては色々なサポ心理があるのは分かるけど、個人的にはなんだかんだでファミリーだと思ってるし、ブーイングも愛あってこそだと思ってる。
引退試合だしね、クオリティ云々ってより、主役のモトを始め、往年の選手たちを感じられるのがなにより楽しい。
ここから後の世代の引退になると、J黎明期の選手たちは離れていくんだろうなってのもあって、その辺りも感慨深くなりました。
ジーコのキックオフから始まったこの試合。懐かしの選手から現役の選手まで、笑顔で楽しませてもらいました。
主役のモトはゴールも決めつつ、ドリブルしたり、パスしたり、決め損なったり、ずっと笑顔で楽しそうで、サッカー小僧本山雅志ここにありって感じでした。最後はお膳立てありつつ、ハットトリック達成で有終の美。
セレモニーでの挨拶もらしかったね。
モト以外で多くの声援を浴びてた1人が佐々木竜太。前日に引退を発表したこともあって、メッチャ竜太コールが起こってた。が、全然決められず。まぁ、それも竜太らしいと言う事で、最後は決めてたしね。
田代のオーバーヘッドとか、野沢のボールの扱いとか、色々懐かしかった。そして、相変わらずムチャブリされるイバ。ヤナギ、中田、イバの引退試合を思い出させるね。流石の愛されイバ。全然いいところを見せられないヤナギもらしいと言うか、何と言うか。
鹿島ファミリー以外では、やっぱ小野伸二のうまさが目を引いた。改めて、やっぱ素晴らしい選手だわ。そんな小野も今季で引退。あの準優勝したWユースでベストイレブンに輝いた二人が揃って引退。一時代の終わりだね~。
あと、単純に今までそのキャラクターをよく知らなかったんだけど、坪井がおもろかった。いいキャラしてたわ。
今回のテーマでもある“感謝”に溢れつつ、フェスらしい楽しさ満載で、素敵な引退試合でした。
お疲れ様でした。ありがとう、モト!
そして、これからも鹿島でともに戦おう!
引退試合前は久々にカシマサッカーミュージアムに。モトの展示を見つつ、チームとして、ここでタイトルが途切れていることの悔しさ。来季こそは。