海を渡ればー怒涛の北米大陸 第10話ー | ちょこっと、つぶやいてよろしいでしょうか。

ちょこっと、つぶやいてよろしいでしょうか。

海外生活28年、現地でのオモロ苦労話や、時々する旅話をつぶやいています。

12月、夏のニュージーランドは素晴らしい!!

 

 

祝 海外生活25周年

 

勝手に記念し移住までの道のりをお送りしております(^O^)/

 

弱くて海外生活は無理だと言われていた私の、

語学力もスキルもない私の、

海外移住物語です。

 

初回からはこちら↓をご覧ください。

 

 

海外留学によーく(?)あるのが現地の恋愛。

クラスの中でも次々にカップルは出来ていったし、私自身もやがて必ずやってくる悲しい別れの時が分かっていても落ちずにはいられません。

留学生活には終わりがあり、待つ人がいる日本にいつかは誰しも帰るから。

 

希望をもって、夢を抱いて海を渡ってきたけれど、ぶつかる壁はいくらでもあったし超えられない困難は毎日やってきます。

でっかい目標を掲げて来たはずなのに、自分はそれが叶えられないちっぽけな人間だと気が付く。

 

同じ日本人の留学生同士で恋に落ちる事は、クラスメートのミンさんやベッキーと英語で会話するよりたやすい事なのです。

 

この頃はまだネットがあまり発達しておらず、ネット回線を使った料金の安いテレフォンカードもありませんでしたし、日本に連絡する時はクレジットカードを使って公衆電話から、それも結構な値段がかかります。

 

手紙が届くにも1週間くらいかかり、今の悩みの返事をすぐに日本から受け取る事は出来ません。

 

そうなると、同じ環境で過ごし同じような悩みがあり即座に返事が返ってくる状況は恋に落ちるには最高のシチュエーションなのかもしれませんね。

 

今はネットが発達して無料でビデオ通話が出来るような時代になりましたから少々違うと思いますが。

(個人の意見です(;^ω^)

 

 

 

アメリカに来て3か月目に入る頃、思い描いていた生活とは違う現実に向き合えるようになりました。

ただ乗り越える事は出来ません。

 

楽しい毎日は送っているものの、自分が生まれたばかりの何もできない赤ちゃんのように感じます。

 

だけど、実際は

 

成人女性(笑)

 

しっかりと染みついた日本人気質が急にアメリカ―ンになるワケでもなく、住んでいれば英語が出来るワケでももない。

 

慣れて来た生活を楽しみながらも葛藤している自分がいました。

 

これでいいのか、

このままでいいのか。

 

日本人で固まるということは、日本にいた時と同じような人間関係で悩む事もあります。

これは日本でも経験できるやつではないのか。

 

私は一体何をしたくて来たのだろう。

ただこうやって遊ぶ為だけに来たのだろうか。

英語を学ぶために来たのではなかったのだろうか。

 

日々の楽しさに流されて英語習得という目標は完全に消え去り、ただアメリカにいるというだけが目的になりつつありました。

私自身は日本の塊で、それがアメリカに住んでいるというだけ。

 

語学学校には通っているものの、何が分からないのかも分からないのです。

 

 

ホームスティ先に戻ると同じホームスティしているみちこさんがキッチンでJTと楽しくお喋りしながら料理を作っています。

 

私はダイニングテーブルに座り、その様子を見ているだけです。

みちこさんの姿は、私が思い描いた留学の姿そのものです。

 

アメリカに来て2か月も経つのに、私はまだ日本で読み漁ったワーホリ本の主人公にもなれず、いつまでも読み手のまま。

 

何の努力をする事もなく、私は「語学習得とかじゃなく、ただ日本から逃げてきただけだから」と心の中で言い訳し、JTとみちこさんの後ろ姿を見つめていました。

 

二人の会話は、楽しそうに笑っている会話は、何一つ理解できないまま、ただ、見つめる事しかできませんでした。

 

環境だけはアメリカーン。

 

 

つづく。

 

 

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