3月15日にニュージーランド、クライストチャーチで起きた過去最低のテロ事件から約2か月、、、。
日本のネットニュースにテロを起こした犯人の動機として、
世界で最も差別がなく、美しく平和な街でテロを起こしたかった。
というのが載っていました。
NZが起こしたのではなかった。
私はテロ事件を日本に住んでいる友人からの連絡で知り、ニュースを見て、
もしこれが原因で「移民排除」になったらどうしよう、、、と思いました。
NZの人たちは、移民難民を恨んでいたのだろうか、、、と。
でも、NZが起こしたのではなく、NZで起こった事だったのです。
テロがあった後、NZにあるモスクの数を調べてみたら60以上ありました。
もちろん教会はそれ以上あるだろうし、オークランドにはお寺もあります。
私の職場には30以上の国籍の人が働いていて、廊下ですれ違うスタッフの国籍が全部違う時もあります。
今住んでいる家の住人は5人ですが、すべて違う国籍やルーツを持っています。
これがニュージーランド。
テロ後のアーダーン首相の演説にあったように、
「私たちはひとつ」
事件はとても悲しい事だけれど、私が住んでいる国は、ニュージーランドという国は、
世界で一番差別がなく、美しく平和な国なんだと、改めて思いました。