呼称の定義の確認です。

ギヤマンは、オランダ語でダイヤモンドを意味し、江戸時代ごろにダイヤモンドでガラスをカットして出来た和ガラスをギヤマンと言うそうです。古代ガラスはカットガラスと呼ばれ、ササン朝ペルシャの時代にイラン北部で作られました。偶にこれらを引っくるめてギヤマンって言いがちですが、時代背景は全く異なるもののようです。

 

正倉院にもイラン北部から伝来したカットガラスがあり、毎年開催される正倉院展で偶に見ることが出来ます。今回見た古代ガラスの方が小振りながら綺麗ように見えますが、皇室伝来と言うことで正倉院の古代ガラスの方が格段が上がります。日本はモノより歴史伝承です。

 

以下は四点のササン朝ペルシャ時代(5〜6世紀)の古代ガラスですが、私が見ていた時はあまり人気が無い様でした。人集りが少なかったので、色んな方向から写真を撮ることが出来ました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古代ガラスも銀化します。ローマングラスの銀化よりも優しく感じます。

 

次は中国の古代ガラス、「ガラス十耳壺」です。説明では4〜6世紀の頃に洛陽で出土と書かれていました。

 

 

 

 

このような繊細なものが数千年の時の間にホンマによくも残ったものですって言うか、4世紀とか5世紀でこれらのガラス工芸のスキルの高さは驚きです。

 

文頭の呼称の定義に戻りますが、AIでも古代ガラスをギヤマンと呼ぶと言って来ましたが、ここは時代背景からギヤマンと古代ガラスの呼称は分けるべきと言うか、分けないとあかんです。ちょっと反省しました。

 

 

博物館の花形と言えば、唐三彩でしょう。 これを飾っておけば、誰でも満足します。 私も大満足です!(笑)

 

さてこの唐三彩ですが、発掘については大抵がお墓からで明器であることは周知だったものの、焼成場所が未明だったのです。 そして1990年代ごろに白磁を置く焼成した荊州窯であることが分かりました。私見ですが、耀州窯と言う話があり、確かに三彩ではありますが、唐三彩とはちょっと違う感じがします。

 

唐三彩の時代ですが、唐って言うからには当然ならが唐の時代(618年 - 907年)で、650年から750年の間の100年間で唐三彩は焼成されたと言うのが今の学会の定義のようです。因みに唐の玄宗皇帝の治世は712年 から 756年です。

 

目録には三彩器が3つと記されていましたが、ちゃんとした名前があっても良い逸品です。

 

 

三彩器 ①

 

 

三彩器 ②

 

 

 

三彩器 ③

 

三彩天王

 

以下、部分的に写真を撮って見ました。

 

 

 

唐の時代に象がいたことが分かります。都、長安にいたかどうかは定かではないですが。。。

 

 

 

裏まで手抜き無しの神像です。

 

 

三彩鎮墓獣 

東京国立博物館にも同様の三彩鎮墓獣があります。 これって、日本の神社の獅子と同じです。文化伝承を感じる作品です。

 

 

三彩駱駝

 

このタイプの駱駝の唐三彩は、良く見かけます。シルクロード交易が盛んであったことが分かります。

 

最後に、唐三彩から影響を得たイスラームの三彩です。

出土はイランです。

時代が9世紀から11世紀だとのことで、明らかに文化伝承をしています。

 

 

 

 

 

私も後にも先にも唐三彩を一つ、持っています。

 

 

当時、大阪の老松の元祖骨董ハンターのお店で買ったものですが、良い勉強をさせてもらったものです。

 

次は、ギヤマンガラスです!

古陶磁器を見るのが目的でしたが、ローマングラスの銀化は古陶磁器に勝り、めちゃくちゃ惹かれました。

 

ローマングラスはローマ帝国時代の帝国領(現在のイタリアを中心とした地中海沿岸地域)にて生産、使用されたガラス製品全般で、紀元前27年からローマ帝国の東西分裂する395年までに製造されたガラス製品と言う定義がありますが、帝国領以外にもローマングラスは製造されていたと言う説があります。発掘されてもそこで作られたかどうかは断定不可なのは、古陶磁器も然りです。

 

銀化は人工では出来ない。贋作はペイントされていることが多く、ルーペがあれば意外に目利きし易いかもです。以前にもお話ししましたが、ローマングラスは自然と時間が織り成した偶然の産物です。土壌とガラスの成分との化学反応で、しかも数千年はかかるのです。宝石よりも価値があるとは私は思っています。

 

ちょっと語り過ぎました(笑)

 

先ず宗教団体が頑張って集めたコレクションを見て行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は、ササン朝ペルシャのカットガラスです。

 

 

 

 

 

 

次にガラスではないのですが、銀化が素晴らしかったので写真をアップします。

 

 

シリアの陶器で緑釉三耳壺です。

東京国立博物館所蔵にも同種のモノがあるのを思い出しました。↓



銀化は少ないですが、緑釉はしっかり残っています。緑釉が濃いから銀化になりやすいと言う訳ではなさそうです。

 

こちらは昔にアップした私のコレクションの一部です。リーマンの蒐集では、これが限度かなぁ~~~

 

 

 

 

 

 

 

今日は第一日曜日! となると京都は東寺のガラクタ市へ行くのが毎月のルーティーンですが平安蚤の市の散財がたたり軍資金手持ち不足の為、今回はパスし奈良へ向かいました。


お目当ては天理大学附属天理参考館所蔵のコレクションの厳選で、今回、奈良博での展示となりました。

 

 

今回の展示を見て一言、宗教団体の蒐集力ってホンマに凄い! 世界各国からの歴史的、民俗学的、そして民藝的なアイテムを30万点も蒐集したって言うんだから、大したもんです。

 

今週は小分けにして、コレクションの一部を紹介してきます。

 

今日は朝9時半に博物館入り、11時半にランチ!

 

 

奈良国立博物館の地下キャンティーンの食事って結構良い値段します。例えばカレーライスなんかは、1,600円もします。それなら200円アップして、

 

 

 

フレンチハンバーグと唐揚げランチを注文しました。

 

最近、外食するにも結構な気合が要りますね?! 30年間ず〜〜〜〜〜〜っと1,000円ランチが定番であわよくば、コーヒー込みって言うのが続いて、いきなり1,200円から1,500円になって、コーヒーとか付帯サービスになることはもはや無く、必然的にコンビニ弁当が定番になりつつです。幸か不幸かウチの会社は150円でランチをいただくことができるので、これだけはインフレの最中、ありがたいと感じています。社長、ありがとうございます。

 

さて食後に仏像館を見て周り、そして「世界探検の旅」展示2周目で、終わったのが16時ごろでした。

 

 

 

博物館を出たところで鹿の行水! 鹿もそりゃ暑いよね!? って言うか、若草山に熊が出たって言うニュースがありましたが、熊って鹿が大好物だから、とは言え、人里まで降りて来るって言うのはちょっとヤバイです。 最近、熊に人が襲われて下半身が無くなっていたって言うニュースを聞きました。熊が身近に感じる時代になるとは! 

 

今回、館内の写真OKだったので、めちゃめちゃ撮っちゃいました。 どうやって纏めていくか、大変だ!

先月、シーサッチャナラーイから「ビルマの白釉緑彩の小皿が入った」と言う連絡が入りました。ビルマの白釉緑彩モノは完品が少なく、送ってもらった写真にも割れ物の白釉緑彩の皿でした。そのままにしておいても良いのですが、ビルマの白釉緑彩は直しをする方が見栄えが良いのです。そこで、シーサッチャナラーイへいつも直しをお願いしている方への直しを依頼! しかしその方は刑務所に服役中とのことで、いつ娑婆に出てこれるか分からないとのこと。この方、直しでは凄腕のスキルを持っていて、日本で宋胡録を目にしてその品に判別できない直しがあった時、大体がその方の直しと思われます。残念ながらこの方には直しをお願い出来ませんでしたが、そんな最中、Facebookで面白いスレッドを発見しました。



Facebookですのでログインしないと見れないかも。。。 

 

こんな凄腕の直しって、ちょっと怖くなります。最近、老眼になって骨董市で直しの目利きに不安を感じる今日この頃ですが、Facebookでアップされた直し名人が直したアイテムが目の前に来た時、プロの端くれとは言え、直しの判別はきっと難しいでしょう。最後に直した箇所がブラックライトにも反応しないなんて、ありえない!

 

と言うことで、明日は京都の東寺でガラクタ市です!!!



雨に濡れて会社に行きたくない!辺鄙なところに会社があり、もろ風雨に曝されるので、会社に着いた時は衣服がべちゃべちゃなんです。


会社から


<暴風警報または大雨特別警報が出ている場合>
・自宅待機
・昼12時を過ぎても警報が解除されていなければ休みとする
 
<暴風警報または大雨特別警報が出ていない場合>
 
〇公共交通機関利用者
 
・運転を見合わせている場合
 運転再開まで自宅待機
 出社が13:30以降になる場合は休みとする


と言われています。


どれもハードルが高い!

天気は注意報レベルで、頑張らんで良い時にJRは定時運行!


さあ、気をつけて会社に向かいます!

母が5月28日に亡くなり100日が経ちました。あっと言う間でした。

 

今日は我が家の菩提寺である尼崎の本興寺さんにて百箇日法要をお願いしました。昔は親族も沢山いて、法事となると20人から30人ぐらいは集まっていたかと思うのですが、どちら様も他界され今や父、妹と家内、そして私の4人になっちゃいました。この後、どうなって行くのか? 

 

法要が終わって御上人様からお話をお聞きしていた時、お寺のフライヤーに「歓喜踊躍(かんぎゆやく)」って言う言葉を目にしました。最初は意味が分からず、しかし、何かとても良い気を持つ四字述語だなぁ〜っと思って眺めていました。意味は、仏様のお話を聞き、教えの喜びが心に沸き起こるさまを表すそうです。



こちらは仏膳です。

 

四九日は、没後7日目ごとに審判があり、49日目で仏となった方の行き先が決まることへの法要。

百箇日は、故人への悲しみを乗り越え、この世に残された人が前に進むことへの法要。

 

と言うことで、私の人生も残すところ後20年ぐらいです。ちょっとは徳を積んでおきたいと思いました。

酷いことをするもんです。

 

京都の南区は昔からあまり良いお土地柄ではないので犯罪も多いところですが、お賽銭箱の盗難は日本人よりも外人の方が容疑者的に可能性が多いでしょうね。恐らく盗んだのは、モラル無しの中国人か、偶像崇拝を嫌うイスラム人、今や盗難摘発件数ぶっちぎりのベトナム人? 

 

最近、大阪の自動販売機の金庫の盗難が多くなっているとニュースにありました。日本ではカバンを椅子に置いて注文したり、自動販売機が無造作に置いてあったり、店頭に商品を監視無しで置いてあったりと、普通にしていることが海外ではあり得ないことで、自動販売機なんかは、外人の目からは「持って行って良い」と言わんばかりに自販機ではなく金庫が置いてあるに過ぎないのです。

 

日本のこのような状態で、「ホームタウンプロジェクト」って言うのがJICAの主導でやるそうで、山形県長井市、千葉県木更津市、新潟県三条市、愛媛県今治市)を犯罪と感染症で有名なアフリカ諸国(タンザニア、ナイジェリア、ガーナ、モザンビーク)と人的交流をするそうですが、この4国ってアフリカの中でも一番危険で、レイプなどの性犯罪がめちゃめちゃ多く、しかもエボラ出血熱の猛威に晒されている国々です。よくもまあ、よりによってこの4国を選んだものだと、石破のアホさ加減もここまで行くとキチガイです。 この4都市にお住まいの方々には、ホンマ、ご冥福をお祈りします。多分、女性はレイプされまくり、色んな感染症に苦しむことになるでしょうね。って言うか、私が住む大阪は中国共産党にハニートラップされた維新の会が中国に大判振る舞いをして、中国人化しちゃいました。 心斎橋通りを歩いていても日本語が聞こえてこないのです。 まあ、あんなけ下品だと流石に心斎橋通りを避けたくなります。

 

4都市よりもご愁傷様です。。。。。

 

 

 

昨日は朝から、ファイナンシャル・プランナーさんと相続税のカウンセリングを受けておりました。汚らわしい石破に1円たりとも税金を払いたくないので、綿密な節税策の指導を受けました。 「こんな連中が税金を使うなら、税金は払いたくない」って思われている自由民主党は、早々に退場してもらいたいものです。 →     「自由民主党の看板の掛け替えは出来ても、国家の看板の掛け替えは出来ないのであります」 by  田中角栄 

 

難しいお話が終わって、ランチは泉佐野に本店がある海鮮の定食屋さんで済ませました。 よくばり海鮮丼、1,300円!

 

 

このボリュームで1,300円は安い! しかも新鮮でめちゃめちゃ美味しかったです。 大阪は意外に魚介が美味しいお土地柄です。泉州沖で採れた魚介を四季折々で楽しむことが出来ます。 

 

 

このエビ、めっちゃデカい!!!! 

 

 

 

お店は四ツ橋駅の上です。

 

さて、今日のメインイベントはこちら ↓  

 

 

曜変天目はホンマ、謎だらけ! 故に、めっちゃくちゃ惹かれるのが人情です。

 

以前、当ブログでも話題にさせていただきましたが、日本の曜変天目茶碗は3点、中国には完品がないそうで陶片のみです。 安土桃山の時は10碗ほどあったと推測されているそうで、大半は本能寺の変で焼けてしまったとか?


曜変天目の宇宙が如何に作られたかは、大体のところで分かって来ている感じのようです。 作陶には以下のように2種類あるそうです。

  • 1度の焼成の酸化焼成
  • 素地を焼成後に鉛と銀を使って絵付けして2度焼きする

 

 

 

前者は、日本の3碗で、理化学検査の結果では鉛、銀の含有が極めて少ないとのこと。読売新聞の記事には、
 
陶器に光沢を生む重金属や青色の着色剤は含まれず、茶碗が青い光を反射するなど、物本来の色ではなく構造によって色が見える「構造色」
 
とありました。
 

           (読売新聞の記事から拝借)

 

一方、陶片では鉛、銀が含まれていることが確認されたそうです。 即ち、茶碗の素地を初回焼成、その後、金属色が塗られて2次焼成されたことが推測出来るとのこと。これまで2度焼きの方は贋物と思っていて、昔、読売新聞に出ていた記事を読んでも、どっちみち中国だし胡散臭い話だと思っていました。また、上記の写真の光加減を比べて見ても、陶片の方が人口的な輝きを感じる気がしていました。しかし昨日のレクチャーで、ある意味で作陶の手段の違いであるらしいことが分かりました。
 
次に天目茶碗の日本での商品の位置付けですが、天目茶碗は室町時代(足利義満の時代)に多くが輸入されたのですが、それらはアンティークの位置付けだったそうです。明の時代、お茶は煎茶の文化に変わりつつあり、天目茶碗が使われなくなった事情があるそうで、その使われなくなった天目茶碗が日本に持ち込まれたようだとのこと。骨董遊びも今は昔のようです。
 
最後に場内から2つの質問がありました。
 
「何故、鉛や銀を使っていて色褪せしないのか?」と言う鋭い質問でした。私も実は同感で、長い年月で発掘されれば経年劣化する筈が、写真の通り、ピカピカと輝いています。小林先生の回答があったのですが、イマイチ、よく分からなかった(笑) 質問された男性の方も、表情的に・・・・・って言う感じでした。
 
もう一人は中国人の女性で中国語で質問です。 「中国って古物の扱いが厳しいが、何故、当該陶片について(日本人が)簡単に取り扱いすることができるのか?」でした。小林先生が中国がご堪能だとは知っていましたが、同時通訳レベルとは凄すぎ! 通訳と言えば私は英語、フランス語が出来ますが、同時通訳は無理! 転職した今の会社の経営陣の語学レベルはゼロ! ZOOM商談で語学レベルゼロの分際で商談に出てくるもんだから、こっちは交渉しながら通訳せなあかんことが多々あり、あの通訳がホンマ、ウザかったことを思い出しました。スンマセン、ちょっと話が外れました(笑) 話は戻りますが、「お前らみたいに勝手なことする民族やないで、日本人は! ちゃんと然るべき許可、もしくはお墨付きをもらってるに決まってるやん。アホが!」って思ったのですが、先生はクールにその旨を答えれていました。
 
会場は立ち見客が沢山出ての大賑わい! こんな貴重なレクチャーに子供を連れて来て、その子供がギャーギャー騒ぐ一面がありました。ホンマ、マナーが無いですな! 飛行機の中だったら、しゃーないなぁ〜って人道上、思えるんですが、こう言うセミナーとかに小さなガキを連れてくる親って頭がオカシイです。
 
1時間のレクチャーだったんですが、椅子が硬くてお尻がメチャメチャ痛かった!!! レクチャーが終わって座っていた方が立ち上がった時、皆んな、ガニ股になって歩いていたのには笑っちゃいました、私も同様ですが(笑)
 
 
色々とありましたが、知識のアップデートが出来て良かったです。
 
 

 

 

平安蚤の市、最後の戦利品は古代ビーズです。

バンコクの友人から依頼のあったクメール・ビーズです。 

 

クメール・ビーズって言うよりも、ローマングラスに似ています。

 

10月にバンコクのマダムが来日されるので、

その際に持って帰っていただくことになるでしょう。

 

和物は日本では価格が高くなるが海外では破格の値段、

東南アジアモノはシナ半島だと値が高くなるが日本では破格。

 

骨董って言うのは、価値感の異なりが顕著な遊びです。

 

今回のビーズも破格なお値段で買わしてもらいました。友人は大喜びでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

専門外で説明が少なく申し訳ないですが、古美術の観点から、時の流れを感じるアートだと思います。