お盆休みの平日に寧楽美術館で中国、韓国、日本の古陶磁の展示を見る予定をしていて、とりあえず今日、朝から奈良に向かいました。
10時ごろに近鉄奈良駅に到着して、寧楽美術館の前まで来て分かりました。 今日は閉館日! 美術館のサイトで確認したつもりが改めて見て、閉館日であることを確認しました。 この失敗、京都国立博物館に次いで2回目です。 歳のせいにはしたくないですが、ホンマ、あきません。
と言うことで気を取り直して、奈良国立博物館へ向かいました。
仏画ってあまり興味がないのですが、仏像を目利きする上では勉強になるだろうと思いました。 展示は仏画だけかと思っていましたが仏像もあり、良い勉強になりました。
今回の展示はボストン美術館との協力があっての開催とのこと。ボストン美術館は日本の古美術の蒐集では一番の所蔵を誇り、明治期から蒐集活動に勤しんで来たそうです。中には大東亜戦争の敗戦のどさくさで持ち帰った古美術も定かではないですが、あるかと思います。
さて内山永久寺ってご存じでしょうか?
永久2(西暦1114)年、鳥羽天皇の勅願により創建された寺で、西の日光と言われていたそうなんですが、歴史上の人、例えば、後醍醐天皇、豊富秀吉、冷泉為恭との縁も深かったとは言え、明治維新の廃仏毀釈で廃寺となりました。その時に流出した仏具が日本のみならず、海外へ出て行ってしまいました。今回の展示では、廃寺となった内山永久寺の仏具を見ることが出来ましたが、その明治の廃仏毀釈のタイミングに合わせて、ボストン美術館が日本の仏具を持ち帰れたのは何かカラクリがあるのでは? 今回ボストン美術館から里帰りした仏具を見ながら、「いったいどのような経緯で海を渡ったのだろう」と、少し複雑な気持ちにもなりました。
展示を一通り巡回し、混み合うのを避けるため、奈良市役所の官庁食堂へ向かいました。
こちらが奈良市役所です。お盆ともあって職員は少ない感じがしました。 とりあえず、ズケズケと市役所に入館し、6階まで上がります。
奈良市役所の館長食堂と言えば、私的には一択で、大和牛のトンカツです。
しかし寧楽美術館が見れなくなって、奈良にトンカツ定食を食べに来たようなもんです。
ジューシでこの厚み、タマランです。 ちょっと残念なのは、ご飯が少なく、古いこと。古米の固さを感じました。そしてトンカツソースに胡麻をすり潰して食べるのは良いのですが、ソースが少ない! トンカツを食べていて、最後の一切れ、二切れの時にはソースが足りませんでした。 大和牛のトンカツ定食、1,300円! 価格を上げれないと、やることは質を落とすこと。最近、古米を使うお店が多くなり出したことをみなさんはお気付きでしょうか?
食後は屋上へ
台風が東から来ていて、荒れ模様になりつつです。 実際には、この後の仏像館に行っている間に土砂降りの雨になりました。
久しぶりに平安時代に作られた千手観音菩薩立像(滋賀、円城寺)とお会いすることが出来ました。以前はこの仏様の撮影が不可だったのですが、今日、拝見すると写真撮影OKになりました。 こうなると撮りまくりです。私、この仏様が一番好きなんです。
今回初見の愛染明王です。朱の色がしっかりと残っています。 写真OKでした。
一通り、仏像館を見て、再度、南都仏画の展示に向かいました。 その時、2匹の鹿の親子が雨宿りをしているところに出会しました。人間も動物もお母さんの子供への愛情は同じなんだと、上の写真を見て思いました。母鹿は子供が濡れないように奥の方へ雨宿りをさせていました。
16時半ごろ、奈良国立博物館を後にし、帰阪しました。 今朝は残念なこともありましたが、仏像館で好きな仏様と出会えて良かったです。































































































