こちらが古代ガラス特別展の入り口です。右手から入って左手から出て来ます。館内は撮影禁止。唯一、展示の最後にアサインされた「銀化」のセクションは撮影可能でした。先ずは撮影可の展示品をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影不可のアイテムの銀化も素晴らしい発色をしていましたが、この銀化ですが簡単に出来るものではないのです。ガラスの素材はソーダ石灰ガラスで、成分はシリカ、炭酸ナトリウム、炭酸カリシウムです。これらが土壌の成分に反応して長い年月を掛けて銀化します。この土壌ですが何でもかんでも単一的にマッチングするのではなく、銀化する為には偶然的なガラスと土壌のバランスが求められます。従って銀化は偶然の産物です。故に真贋も実は人口で作られた銀化を知っていれば、かなりの確率で見分けられるのです。

 

以下は私がこれまでに蒐集したローマングラスです。

 

 

 

 

 

 

 

③に続く。