#73 本来の宗教を知れば差別・いじめ・戦争等は絶対にあり得ないことの気づきを(再) | 江田裕典からの伝言

江田裕典からの伝言

なぜ命はあるのでしょう?

私達人類が現代的脳を持ったのは、3万年位前のクロマニヨン人からといわれています。

その約3万年間が経っても私達地球星人は、未だに差別・いじめ・自殺・テロ・戦争をするばかりでなく、地球星自然を破壊し続けています。これだけ異状気象・天変地異が続き、益々激しくなっているのにも拘わらず。物質文明は発達しましたが、心の文明は全くと言っていいほど発達していません。

特に、大量殺戮兵器の開発と使用は、私達地球星人の一部の心の極闇化による残虐性が益々激しくなって来ています。その人類は、自分が極闇化霊他に心を乗っ取られている事に全く気づいていません。差別・いじめ・テロをする人達もそうです。気づいていません。〔その点、聖書系宗教家のトップクラスの方々は、極闇化霊(サタン)に危機感を持っていらっしゃるようです〕霊感体質、念感体質の方々の中には、「私とは違う心に引っ張られそうです」と言って来られたり、「自分にささやくのがいるのです」と言ってくる方々もいます。

そのためにイスラム教の始祖ムハンマドはジハード(聖戦=自分の内なる悪の心を、善の心で戦いなさい)と言い、キリスト教のイエス・キリストは、愛(光の心)、おもいやりの心を持ちなさいと言われています。釈迦の場合は、真理に気づきこれを悟りなさいと言われています。

いずれも今生での心のあり方、心がけと、それに基づくしっかりとした生き様を説かれています。

 

私達人間が思う正義は、あくまでも人間の都合で成立する事が多く、正しいかどうかは別問題となっています。例えば、湾岸戦争の時、アメリカ大統領のブッシュ氏は、イラクが大量破壊兵器を持っているからという事で戦争を始めました。その時ブッシュ氏は、「ジャスティス(正義)」と強調していました。が、後でイラクに大量破壊兵器が無かった事が判明しています。

それどころか、世界最大級の大量破壊兵器を持っているのはアメリカであり、大量破壊兵器を最初に使ったのはアメリカです。その場所は、広島と長崎です。それからまだ70年しか経っていません。

小生が広島生まれである事も影響しているかもしれませんが、一般市民を20万人以上殺戮した事実を、小生は、一生忘れる事はないでしょう。とても人間のする事ではありません。

国益という概念ほど恐ろしいものはありません。

正義は、人間の都合での事であり、権力者も都合よく利用しますので、今のままでは、恒常的に平和な人間社会の実現はできないでしょう。

宇宙全体共通法則の因果応報システムから今の地球星で起きている天変地異を見ると、明らかに私達全地球星人は人間社会体制を変えなければならない時に来ている事がわかると思うのですが…。国や民族等にこだわらず、皆同じ地球星人という事実・現実・真実を見つめた地球星人一家族的人間社会体制へと。

 

そのため、神々様は、宇宙全体構造を無実体システムによる絶対平等存在体制にしていらっしゃいます。この宇宙が始まって以来不変の宇宙全体共通法則(総体真理)に逆らう事は、自ら不幸をつくって行く事であり、人類の肉体滅亡に繋がってゆきます。

その宇宙全体共通法則や、それを土台にした心のあり方等を、いち早く論理的に説明されたのが釈迦でいらっしゃいます。

私達が本能・感情・情理心での思い込みのエゴ自由心(自我心・小我心)を止めて、宇宙の総体真理を土台にした心(無自我心・無我心→大我心)が持てるように「理性心以上」を持ちましょう。

それが認識できるようになるためには、私達地球星人は、他の大半の宇宙人が持っている宇宙標準精神(宇宙共通心)を持つ事が大変重要になってきます。

私達は、「宇宙の中の一部、一員」という事実・現実・真実があるのですから。

今後の自分と皆の本当の幸せのために、資本主義社会を卒業して「宇宙共通主義社会」を実現してゆきましょう。又、早急に実現してゆく必要があります。そのためには、肉眼思考人間から広い視野と本来の真実が見える、心眼思考人間に自心改革をしてゆきましょう。

 

その上、宇宙標準精神(宇宙共通心)を持つと永遠の命(心)の永遠の幸せを得る事もできます。

何故なら、宇宙が始まって以来不変の宇宙全体共通法則に自分の思い込み(自我心・小我心)で克服できる事は絶対ありえない事が自覚できるようになるために、思い込みを止めて、宇宙共通法則(総体真理)に順じた人生観に変わるためです。そして人生は、感謝とおもいやりの一生を、と自然に思えるようになってゆきます。

 

又、愛にも種類があり、大雑把に愛と一括りにしてしまいますと、場合によっては差別の元になることもあります。(本 13―4項)例えば、自分と家族が幸せであればというような愛は情愛にあたります。これが自分と家族だけでなく、その心が大きく広がってゆけばいいのですが、多くの方々は自分と家族で止まってしまい、これが差別・殺人・自殺・テロ・戦争へと繋がってゆきます。

 

神々様の愛は真愛です。

この真愛は、私達人間にもよく見受けられ、心が温まる事ばかりです。例えば女性の場合、母親になった時に自分の赤ちゃんに無償でおっぱいをあげます。おっぱいをあげたからといって何の見返りも求めていません。おっぱいをあげた赤ちゃんの満足の姿を見た時に幸せを感じています。これが陽心の真愛の本当の幸せです。

男性の場合、家族を持った時に実感をしています。そうでない人もいますが。

大人になると、「働かざるもの食うべからず」という諺がありますが、家族を持ったために、例えば会社でどんなにバカにされようが、得意先でコケにされようがジッと我慢をして、給料を得て家族が生活できるようにします。その時に、家族に働かざるもの食うべからずという事はなく、自分の働きで家族が生活できている事に幸せを感じます。陽心の真愛の本当の幸せです。

しかし、その母親も父親もその真愛の心が、家族以上に広がらない事が差別等に繋がっていっています。このような心を起こさないですむように、宇宙視野での宇宙共通法則に順じた政治や社会体制(宇宙共通主義社会)になればと思わずにはおれません。

 そして、真愛の心は、全ての幸せを思う祈り(陽心エネルギー)でも実践できます。それは当然ご先祖も入っています。

 

私達人類は、情愛で終わるのではなく、真愛心での実践者になる必要があります。それが人間と生まれさせて頂いた役目・共通使命です。動物ではできないのですから。

 

 

2015年1月23日

江田 拝

(2022年11月再編集)

 

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