過去世から「学ぶ」ためには 4  〜過去世の繋がりを考える〜 | なぜだろう、なにかしら?

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(2017年2月の記事です)

 

昔の小説を読むと(「嵐が丘」とかあのあたりです)、やたら風景描写が多いなと感じたことはありませんか?これは当時の作家さんのサービス精神の一つなのですが(作者さん本人が「こういうところに旅をしてみたい」ということもあると思います)、最近の邦訳では同じ作品でも風景描写を少し削っていることがありますね

昔は今のように簡単に旅行にいけませんでした
小説の中で旅行した気分になれるようにということで、今よりも風景描写が多かったわけですが、現代のように簡単に旅行にいける時代だと、過剰な風景描写がかえってストーリーを追いかける時に邪魔になる時があるので少し削られたりするわけですね
何が言いたいのかと言うと、箇条書き2の「旅行にいったところもできるだけ思い出していく」に繋がるからです

スピブログではよく
「○○神社に呼ばれた」
という言い方をしますが、神社の御祭神だけでなく、過去世に関係するところに呼ばれる、あちらの世界にいる時に○○歳で訪れるなど決めてあったとか、いろいろな理由があります

全ての旅行先が関係あるわけではありませんが、スピに興味が出る前に旅行にいったところなどを、もう一度調べなおしてみると、実は○○神社があり、ご縁のある神仏に関係があったり、過去世や先祖に関係があったりと色々発見があることがあります

ポイントはスピに興味が出る前です

スピに興味が出た直後だと(特に最近のキラキラ系スピ)、どうしても「思い込み」が過剰に入ります、そしてそういう時はよくないものにも狙われやすい時期でもありますから要注意です(気分的に少し浮ついていますから)
これは僕の経験なので、あくまで個人の感想ですが後ろの方々や神仏はあまり表に出たがりません(本人にわからないようにバックアップ、ということが多いです)

スピに興味が出る前から、
「何故か誘われて行く回数が多い」
「初めて来た気がしない」
「懐かしい感じがする」
など、思い出に残る神社やお寺、土地があったと思います
これは後ろの方々の充電や、先祖、過去世のカルマの解消、系列や属性の強化など様々な理由がありますが、何故そういうことが必要なのか?

昔の人は「産土、鎮守、氏神」さまが基本「一緒」です、ですが現代人はそうはいきません、引っ越し、転勤など土地を移動することが昔と比べれば遥かに多いと思います
産土様と鎮守様、氏神様が別なことが普通になってきました
だからこそ充電や強化、カルマの解消のために
「本人がわからなくても」
プログラムとしてその場所を訪れるようにしてある場合があるからです

スピに興味がでたあとだと、どうしても「思い込み」という自分にとって都合の良いことばかり目を向けがちです
ですが「ご縁」はそんなに「甘い」だけのものではありません
良い「縁」もあれば、カルマの解消のための「縁」もあるわけですから

そして、これは箇条書きの3とも繋がるのですが「何歳で○○に」と言う場合、実際過去世の同じくらいの年齢の時、その土地で魂部分に刻む出来事が合った可能性が高いです(良いこと、悪いことどちらのパターンもあります)

過去世はあくまで過去世なので、
「過去世で○○があったからわたしは幸せになれない」
と、考えるのではなく、過去世でこういうことがあったから、今回はこうしようと前向きに捉えるためのものです

よくキラキラ系のスピに
「過去世にふりまわされるなんて不毛~」
みたいなことが書いてありますが、大学入試の時は対策としてその大学の「過去問」をやると思います(傾向と対策だから)
現世は「学び」「修行」という神仏に少しでも近いところにいけるようにするための入試みたいなものですから、自分のやるべき「学び、修行」の傾向と対策(過去問)は知っておいた方が有利だと僕は考えています

大切なことはきちんと冷静に自分の過去世(ストーリー)を理解することで、思い込み(過剰な風景描写)はストーリーを理解するときに邪魔になる場合もあるということです

過剰な風景描写が邪魔になる~と書きましたが、小説はその描写部分の邦訳の違いで訳者の「背景(どんな作品に影響を受けてきたかや、宗教観とか、当時の正しいとされた価値観とか)」が見えてきたりするので、訳者違いで同じ作品を比べて楽しむのも面白いですね(「赤毛のアン」でもにたようなことを書きましたが)

「嵐が丘」なら図書館に単行本、英米文学全集、ブロンテ姉妹全集とかで訳者違いの版が2~3冊はすぐ見つかると思います
気が向いたら読みくらべてみてください
続きます

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