最近、鳥インフルエンザ について書く機会が増えています。
それは危機が迫っているというより、
またコロナのように煽られている感じがします。
それでも現実に、
EU が既に4000万回分の鳥インフルエンザワクチンを確保しているし、
モデルナの株価も
鳥インフルエンザワクチンが売れるだろうということで、
過去 6ヵ月で 50%も上昇しています。
そんな折、
ミネソタ大学の感染症研究政策センターから、こんなリリースが…。
「研究により、アメリカ人は、
H5N1型鳥インフルエンザウイルスに対する免疫が
ほとんどないか、まったくないことが判明」
CIDRAP 2024/06/18
概要
H5N1ウイルス はヒトの間では蔓延していないため、
抗体レベルが低く、
既存の免疫がほとんどないか、まったくない。
そのため、H5N1 ウイルスが
ヒトの間で感染しやすいものに変異してしまったら、
人口の大半が感染する恐れがある。
フィンランド保健省は、
まずは感染しやすい家禽や毛皮農場の労働者、獣医師など、
ウイルスに接触する可能性のある人々に、
鳥インフルエンザワクチンを提供するとのこと。
現在、既に乳牛や鳥などへの感染が報告されていて、
予断を許さない状況である。
---------------------------------------------------------------------------------------
要は、ヒトは
H5N1型 鳥インフルエンザウイルスに対する
免疫を持っていないから、
ワクチンを打ちましょうね、ということです。