鳥インフルエンザの話題が騒がしくなってきました。
「鳥インフルエンザに感染した牛の生乳を飲んだ猫が死亡」 2024/04/30
「HHS、H5N1ワクチン480万回分の生産計画を前進」 2024/05/23
「米政府がmRNA鳥インフルエンザワクチンの資金を
準備しているとの報道を受け、モデルナの株価が上昇」 2024/05/30
他にも いろいろありますが、
米国政府が、モデルナだけでなくファイザーとも
鳥インフルエンザワクチンの製造について協議しているということで、
またコロナと同じように
mRNAワクチンの大量生産・大量接種が始まるのか、という感じです。
(モデルナはもう、生産に入れる状態)。
mRNAワクチンでノーベル賞を受賞した
ドリュー・ワイスマン博士と共同で研究を行った
スコット・ヘンズリー博士は、
「パンデミックを引き起こす可能性のある
新しいウイルス株の配列を解析してから数時間以内に、
mRNA ワクチンの作成を開始できます」
と言っていますが、
mRNAコロナワクチンと同じような構造で作るとするなら、
脂質ナノ粒子やDNA混入問題等がクリアされないまま、
さらなる悪影響を及ぼすのでしょう。
ただ、これだけの準備を進めているのですから、
必ずや大規模接種が始まるのでしょう。
しかし、鳥インフルエンザによって亡くなる人がいなければ、
人々は接種しようとまで思いませんよね。
そんな折、本当に死者が出てしまったそうです。
「WHO、メキシコでの鳥インフルエンザによる死亡を確認、
『科学を信じろ』と述べる専門家たちは、
アメリカの4000万頭の牛の検査を希望している」
zerohedge.com 2024/06/06
世界保健機関が、
メキシコで、鳥インフルエンザによる初の死亡が確認されたと発表した。
死亡したのは 59歳の男性で、家禽や他の動物を扱った経験はない。
鳥インフルエンザは北米や世界の他の地域に広がり、
さまざまな種類の動物や人間に感染している。
WHO は以下のように声明で述べている。
「2024年5月23日、メキシコ国際保健規則(IHR)国家連絡担当者は、
メキシコシティの入院患者で、
鳥インフルエンザA(H5N2)ウイルスによるヒト感染の死亡例が確認された
と PAHO/WHO に報告した。
これは、世界で報告された
インフルエンザA(H5N2)ウイルスによる
ヒト感染の初めて研究室で確認された症例であり、
メキシコで報告されたヒトのH5鳥ウイルス感染の初めての症例だ。
この症例のウイルスへの曝露源は現在不明だが、
メキシコでは家禽において A(H5N2)ウイルスが報告されている。
メキシコ国際保健規則によると、
新型インフルエンザAウイルスの亜型によるヒト感染は、
公衆衛生に大きな影響を及ぼす可能性がある事象であり、
WHO に報告する必要がある。
入手可能な情報に基づき、
WHOは、このウイルスが一般の人々に対して、
現在及ぼすリスクは低いと評価している。」
WHOの声明はこう続く。
「...メキシコシティで入院し、
家禽や他の動物との接触歴のないメキシコ州在住の 59歳の男性に、
鳥インフルエンザA(H5N2)ウイルスのヒト感染が確認された。
この男性は複数の基礎疾患を抱えていた。
患者の親族によると、急性症状が出る前に、
他の理由ですでに 3週間寝たきりの状態だったとのことだ。」
6月5日早朝、オランダのウイルス学者マリオン・クープマンス博士は X に、
「世界的に流行している高病原性鳥インフルエンザの影響を受ける
野生哺乳類のリストが拡大している。
米国のリストには、ネズミが追加された(ニューメキシコ州)」
と投稿した。
クープマンス博士はまた、拡大し続ける哺乳類のリストで、
鳥インフルエンザの検出を示すアメリカ農務省のマップも公開した。
STATニュースは最近、
鳥インフルエンザの第一人者である
オランダのウイルス学者ロン・フーシェ氏にインタビューし、
今回の流行について、いくつかの見解をきいた。
「野鳥では、大規模な感染が発生しています。
家禽類には非常に簡単に感染します。
しかし、人間では感染者数が少なくなっており、
人獣共通感染のリスクが減少したことを示唆していると
私には思えます」
一方、元米国疾病対策センター研究者で、
現在はギンコ・バイオセキュリティの
疫学・モデリング担当シニアディレクターを務めるニタ・マダブ氏は、
サイエンティフィック・ アメリカン誌に次のように警告した。
「哺乳類内での感染が広がれば広がるほど、変異する機会が増えます。
変異して変化するにつれ、人間に感染する可能性が高まります。
人から人へと効率的に感染する能力を獲得すれば、
それを阻止することは困難でしょう。」
約 1週間前、バイデン政権が、
モデルナ社の鳥インフルエンザワクチンへの
資金援助契約に近づいているというニュースが報じられたが、
トランプ前大統領の新型コロナ対策コーディネーターを務めた
医師デボラ・バークス氏を覚えているだろうか
彼女は本日、国内の牛群の週ごとの検査について語った。
デボラ・バークス氏は、
アメリカ国内のすべての牛に、
毎週、鳥インフルエンザの検査をしなければならないと述べた。
「毎週、すべての牛を検査する必要があります」とバークス氏は言い、
「酪農従事者全員を、プール検査することもできます」と付け加えた。
アメリカには約 4,000万頭の牛がいる…。科学を信じてください。
Deborah Birx says we must test every cow in America (on a weekly basis) for bird flu.
— Jordan Schachtel @ dossier.today (@JordanSchachtel) June 5, 2024
"We should be testing every cow, weekly," Birx says adding, "we could be pool testing every dairy worker."
There are around 40 million cows in the United States.
Trust the science! pic.twitter.com/0xnCAE0T9e
WHOの主任科学者ジェレミー・ファラー氏は最近、
牛の間での鳥インフルエンザは「非常に懸念される」と述べた。
疑問が湧いてくる…。
人から人への感染が急増し、
WHO が このパンデミックの焦点を牛に置いていることが明らかになった場合、
政府は、これらの動物に関して、どのような措置を取らざるを得なくなるのか
しかし、心配する必要はない。
地球を鳥インフルエンザから救うために大量の牛たちが殺処分されたとしても、
ビル・ゲイツ氏は、コオロギバーガーやフェスクミートを
すぐに提供する用意があるだろう。
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というわけで、
亡くなった男性は、基礎疾患の悪化で、
すでに3週間 寝たきりの状態だったそうです。
車に轢かれてもコロナ死にされたことを思うと、
もう驚きませんけどね。
ところで、ニワトリなどを含めた鳥の場合は、
鳥インフルエンザに 1羽でも感染した場合、
基本的に「その飼育場の全頭を処分」します。
渡り鳥は世界中を飛び回っているのに、
その場所限定で殺処分しても仕方ないとは思うのですが。
しかし、それと同じことを牛でもやったら どうなるのでしょうか。
アメリカにいる牛の総数は 4000万頭いますが、
どれだけ減ることになるのか…。
「メキシコ保健大臣、住民が鳥インフルエンザの亜型で死亡したことを否定」
2024/06/07
ホルヘ・アルコセル保健相は、
59歳の男性の死因は鳥インフルエンザA(H5N2)型によるものだとする
WHOの発表を否定し、
「主に腎不全と呼吸不全など、他の原因で死亡した」と断言したそうです。
アルコセル氏は、WHO の発表は「正確ではない」ため、
人々に冷静さを保ち、慎重に受け止めるよう求めました。
「鳥インフルエンザにより酪農業界のサプライチェーンに混乱
農家による牛の殺処分が増加」
zerohedge.com 2024/06/10
とうとう牛も…。
インフルエンザに かかったぐらいで殺されたら、たまりませんね。
と同時に、価格の高騰に繋がっています。