Clade X : A Global Health Security Simulationは、
ジョンズ・ホプキンス大学の健康安全保障センターが主導した
パンデミック・モデリングの演習で、
2018年5月15日(火)に、
ワシントンD.C.のマンダリン・オリエンタル・ホテルで行われました。
演習は仮想の新型ウイルスにちなんで名付けられ、
過剰人口を削減したい科学者と
その裕福な後援者からなるテロリスト集団が意図的に放った、
急速に進行する致死性な伝染病に対抗する取り組みを
シミュレートしたものです。
シミュレーションでは、
パンデミックにより、9億人が死亡したと想定されました。
この演習は招待制で、150人近くが参加しました。
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「Crimson Contagion(クリムゾン・コンテイジョン)」は、2019年1月から8月にかけて、
米国保健福祉省のアレックス・アザール氏率いる合同演習で、
米国内の多数の国、州、地方、民間、公的機関が参加し、
中国発の深刻なインフルエンザのパンデミックに対応する
連邦政府と12州の能力が試されました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが始まる
数カ月前に実施された このシミュレーションでは、
中国から帰国した観光客が、シカゴを皮切りに、
米国に呼吸器系ウイルスを拡散させるシナリオが予測されていました。
2ヶ月足らずの間に、
このウイルスは、1億1000万人のアメリカ人に感染し、
770万人が入院し、58万6,000人が死亡することになっていました。
演習の最後に発表された報告書は、
連邦政府機関がウイルスへの効果的な対応を促進するための
資金、調整、リソースが不足しているため、
パンデミックに対応する政府の能力が限られていることを概説しています。
参加団体と国家
国家安全保障会議、米国保健社会福祉省、米国農務省、米国商務省、
米国国防総省、米国エネルギー省、米国国土安全保障省、米国住宅都市開発省、
米国内務省、米国司法省、米国労働省、米国国務省、米国運輸省、米国財務省、
その他の州組織
(アリゾナ州、コロラド州、コネチカット州、アイダホ州、イリノイ州、
マサチューセッツ州、ネブラスカ州、ニューハンプシャー州、
ニューメキシコ州、ニューヨーク州、ペンシルベニア州、サウスカロライナ州)
および地方、公共、民間の組織。
https://www.newsweekjapan.jp/sam/2020/03/post-45_1.php
「新型コロナを予言?米政府『的中シナリオ』が占う大統領選」
ニューズウィーク日本版 2020年03月24日
「クリムゾン・コンテイジョン2019」
シミュレーションが米国でのパンデミックへの影響を警告 2020/03/24
「パンデミック対策に不可欠な事前シミュレーション」 2020/04/18
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Event 201 Pandemic Exercise: Highlights Reel
ハイライト
Event 201 Pandemic Exercise:
Segment 1, Intro and Medical Countermeasures (MCM) Discussion
セグメント1-イントロダクションと医療対策(MCM)ディスカッション
Event 201 Pandemic Exercise: Segment 2, Trade and Travel Discussion
セグメント2-貿易・旅行に関するディスカッション
Event 201 Pandemic Exercise: Segment 3, Finance Discussion
セグメント3 – ファイナンスのディスカッション
Event 201 Pandemic Exercise:
Segment 4, Communications Discussion and Epilogue Video
セグメント4 コミュニケーション・ディスカッションとエピローグ動画
Event 201 Pandemic Exercise: Segment 5, Hotwash and Conclusion
セグメント5 – 振り返りと結論