「世界的ながん現象: それはアメリカだけではありません...
英国、日本、南アフリカ、オーストラリアも、
若者の間であらゆる種類の腫瘍の謎の急増に苦しんでいます」 2024.03.15
この記事のタイトルを見て、
「そりゃ、そうだろうな」と思ったのですが、
読み進めてみると、2019年までの話でした。
今、公に出す記事に、どうして古いデータを載せるのか、
なぜ、わざわざ直近のデータを外すのか、と思ってしまいますよね。
これはもちろん、
今後ガンが増えていっても、それは以前からの傾向、
延長線上なのだと思わせるためでしょうが…。
しかし最近、2022年までのガンの増加、
あるいは「ガンによる超過死亡」について、
アメリカ CDC のデータを元に、詳細に分析した論文が発表されました。
US -Death Trends for Neoplasms ICD Ages 15-44
「米国 - 新生物による死亡傾向 15 - 44歳」(超過死亡率の推移)
複数を死因とする死亡率(水色)と
ガンだけを死因とする死亡率(赤)が載っていますが、
いずれにしても、2021年、2022年と、
若者世代のガンによる超過死亡率が、
グッと上がっている のが わかります。
次に、15~44歳までの「ガンによる年間死亡数」ですが、
これも 2020年から上昇し、2021年に急増しています。
パンデミックが騒がれる前は、減っていたのですが…。
この論文では、結果として、
「2021年以降、米国の 15歳から 44歳の個人に、
新生物による死亡の増加につながる
新たな現象が存在しているようであることを示している」
「根本的な原因としてのガンによる死亡率の上昇は、
急速に増殖する致死性ガンの発生率の予期せぬ増加、
および/または既存のガン症例の
生存率の低下の結果である可能性がある」
などと述べています。
ただ、2021年よりも2022年の方が、
ガンによる超過死亡が増えていることを思うと、
今後について、しばらく楽観的な想像はできない気がします。
日本では、どうなのでしょうか
もう、皆さんには お馴染みと思いますが、
2020~2022年までの
日本のガン死亡数の推移を載せておきます。
膵臓ガン、白血病、乳ガンなどによる死亡が急増し、
肝臓ガンや胃ガンによる死亡は減っています。
英国の場合は、2022年に、
皮膚ガンや、部位特定のないガン(急速に転移・悪化するガン)、
結腸ガンによる超過死亡が、劇的に増えました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1550413121002308
「SARS-CoV-2はヒト膵臓β細胞に感染し、β細胞障害を引き起こす」
2021/08/03
Sars-Cov-2(スパイクタンパク質)は、
膵臓のベータ細胞の死滅を直接誘導できることが
研究で わかっていますが、
膵臓に限らず、接種の進んだ国では どこでも、
特定のガンが増え続けています。
「IgG4抗体が、ガンを非常に早く進行させる」
という論文もありましたね。
https://www.jstor.org/stable/20278689
また、今から 121年前の 1903年12月に、
医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に、
「ガンの寄生虫理論」という論文が掲載されたそうで、
真偽のほどは わかりませんが、
「ガンに、イベルメクチンやフェンベンダゾールが効く」
なんて話があるくらいですから、
一考してみるのも興味深いのではないかと思います。