倉田真由美さんの夫でもある

映画プロデューサーの叶井俊太郎さん、

ザイム真理教で話題を呼んでいる森永卓郎さんと、

膵臓がん という言葉を耳にすることが増えました。

ただ、叶井さんが無治療を選んだのに対し、

森永さんは抗がん剤治療を選んだという点で、

今後の人生に大きな違いが出るかもしれません。

個人的には、抗がん剤は、

患者に過酷な負担を増やすだけと思っているので

人には勧めていません。

 

 

 

 

ところで、厚生労働省は、

「インスリン」について このような説明をしています。

 

インスリンは、膵臓から分泌されるホルモンの一種です。

 膵臓にはランゲルハンス島(膵島)と呼ばれる細胞の集まりがあり、

 その中の β細胞から分泌されます

 食後に血糖値が上昇すると、

 それに反応して膵臓からインスリンが分泌されます。

 

 …血糖値を下げる働きをするホルモンは、インスリンだけです。

 糖尿病の予防には食後の急激な血糖値の上昇を抑え、

 インスリンの分泌を節約することが大切です。」

 

 

 

と、「β細胞」という言葉が出てくるのですが、

これは免疫細胞のβ細胞とは違います。

そこで、インスリンを出す方を「ベータ細胞」、

免疫細胞の方を「β細胞」と表記します。

 

 

 

そして、インスリンという言葉が出てきたので

もうお察しと思いますが、

糖尿病に関わる話となります。

 

 

 

 

「ベータ細胞は、膵島(インスリンを作る細胞の塊)で、

 インスリンとアミリンの合成と分泌を行う細胞である。

 ヒトでは、膵島の細胞の 50– 70%をベータ細胞が占める。

 1型糖尿病や2型糖尿病の患者では、

 ベータ細胞の細胞量と細胞機能がともに低下し、

 インスリン分泌不全と高血糖症が引き起こされる

 

 

 

ということで、

ベータ細胞の細胞量と細胞機能がともに低下すると、

インスリンの分泌不全が起きたり、血糖が高くなる。

つまり、ベータ細胞にダメージがあると、

インスリンの分泌不全などにより、

糖尿病のような状態になりやすいということでしょうか。

 

 

 

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1550413121002308

 

「SARS-CoV-2はヒト膵臓ベータ細胞に感染し、

 ベータ細胞障害を引き起こす」 2021/08/03

 

 

概要

 

新たな証拠は、

COVID-19 パンデミックと糖尿病との複雑な関係を示している。

 

COVID-19 と糖尿病を機構的に関連付けるために、

インスリンを産生する膵臓ベータ細胞が

SARS-CoV-2 に感染して、

ベータ細胞枯渇を引き起こすかどうかをテストした。

 

われわれは、SARS-CoV-2 受容体である ACE2、

および関連する侵入因子

(TMPRSS2、NRP1、および TRFC) がベータ細胞で発現し、

NRP1 (ニューロピリン1というタンパク質)が

選択的に高発現していることを発見した。

 

われわれは、SARS-CoV-2 が、

新型コロナウイルス感染症患者のヒト膵臓ベータ細胞に

選択的に感染することを見出した。

 

SARS-CoV-2 感染が、

膵臓のインスリンレベルと分泌を減弱させ、

ベータ細胞のアポトーシス(細胞の自死)を誘導し、

それぞれが NRP1 阻害によって回復することを実証した。

 

要約すると、私たちの研究は、

SARS-CoV-2 が試験管内で

ベータ細胞の死滅を直接誘導できることを示している。

 

 

 

もう2年以上前の論文ですが、ここで既に、

「Sars-Cov-2が、

 膵臓のベータ細胞の死滅を直接誘導できる」ことが

示されているのですね。

もちろん、Sars-Cov-2といっても、

受容体に感染するのはスパイクタンパク質です。

そして、

・ワクチンスパイクの強度は、自然のスパイクよりはるかに強く

・ワクチンスパイクの生産量は、自然のスパイクの 1000倍超

なんでしたね。

 

 

 

さらに、mRNA と DNA の断片入りの脂質ナノ粒子も、

膵臓に達します

これはファイザー社による薬物動態試験の結果ですが、

 

 

 

薬物動態試験の概要表

 

時間の経過と共に、蓄積していることが わかります。

 

 

 

 

接種後 48時間で、最も多く脂質ナノ粒子が検出されたのは、

注射部位を除けば、肝臓と脾臓、卵巣、副腎なので、

今後、これらの疾患も目立ってくるかもしれません。

 

 

 

https://www.thelancet.com/journals/landia/article/PIIS2213-8587(21)00291-6/fulltext

 

「COVID-19 はヒトの副腎をターゲットにしている」

 Lancet 2021/11/18

 

このような論文もありますしね。

 

 

 

2020/03/09

 

帯広畜産大学によるウシの研究で、

副腎は、卵子の形成、受精、胚発生に関係していることが、

わかっています。

 

女性の生殖機能への被害が多い理由

 

 

 

また、ワクチンスパイクは、

ほぼすべての種類のヒトヘルペスウイルスを再活性化させるため、

多くの疾患を引き起こし得るわけですが、

「ヒトヘルペスウイルスが、膵臓の炎症を引き起こす」

といった内容の論文もありました。

 

ヒトヘルペスウイルスの再活性化による疾患

 

 

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8581906/

 

「膵臓と新型コロナウイルス感染症: 臨床上の難問」

 2021/10/15

 

さまざまなウイルスが、誘発性急性すい炎の既知の病因の 1つだ。

 

特に、肝向性ウイルス(B型肝炎ウイルスが最も一般的)、

コクサッキーウイルス、サイトメガロウイルス(CMV)、

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、単純ヘルペスウイルス(HSV)、

水痘・帯状疱疹ウイルスなどのウイルスは、

すい臓の炎症を引き起こすことが示されている 。

 

作用機序は、これらのウイルス因子によって異なり、

外分泌すい臓および内分泌すい臓の直接的なウイルス損傷から、

ウイルスによって誘発される

間接的な系統的な炎症反応まで多岐にわたる。

 

※このうち、サイトメガロウイルス、単純ヘルペスウイルス、

 水痘・帯状疱疹ウイルスは、ヒトヘルペスウイルス。

 

 

 

つまりは、

・スパイクタンパク質は、膵臓のベータ細胞に直接感染する

・スパイクタンパク質により再活性化されたヒトヘルペスウイルスが、

 膵臓の炎症を促す

ことから、

「スパイクタンパク質は、膵臓への攻撃性が高い」

と言えそうです。

 

 

 

さらに、

Covidワクチンとガン

IgG4は、ガンを超進行性にする

SV40エンハンサーを含むプラスミドは、核内に輸送される

SARS-CoV-2 ワクチン接種と発がんのマルチヒット仮説

などからも、

ガンの発生率と進行性は上がっていくものと思われます。