和歌山の楓浜は、久しぶりに見るとこんなにでかくなってしまった。
楓浜は、お母さんにも似ているけど、お父さんにも似ている。
他の良浜永明の子供とは少し違うのが面白い。
立派なパンダになりました。
この子もいずれはそうなるわけで。
花*花は、お母さんにそっくりです。
小学校三年から寮に来ている生徒がいて、今は、中学一年。
ほとんど人とは口を聞かない。挨拶もしない。
学校なんか行く方がおかしい。寝ていて、ゲームをやっていれば良いと言う自他認める生徒が、突然学校に行き出す三ヶ月前から言い出した。
そして、今日が、その初日。
引きこもり等問題あるクラスに入ると思う気や、普通のクラスに入学したいと。
お弁当は、私がつくりました。
この寮ではお弁当は、自分で作ることになっていて、本来私は、サポートするだけですが、今日は、早く行くので、作りました。
ワイシャツをズボンから出していたので、一旦部屋に戻ってやり直していました。
0730でも、降りてこないので、部屋に行くと、モジモジしていました。
行くよと、私がいい、コートを着ました。その時ベットに戻ろうと何度もしていました。
学校に通えている生徒にとって、何でもないことが、彼にとっては、ものすごい不安とプレッシャーに苛まれる訳です。
この後どうなるのか分かりません。
でも、その躊躇していても、今日学校に行ったことは、今後ダメでも、また、次につながると思う。
中学になるときに、「中学にも行くつもりもない」と名言していた彼は、さて、この先どうなるのか。
あの一瞬見せた躊躇をはねのけたのは、とても彼にとっては、良かったと思う。
そして、私は、親ではないが、彼にとって心配なのは、友達作れるかな、とか、学校で嫌なことされないかな、とか、そう言うものではなかった。
彼が、当たり前のことを出来るようになるのかということだけが、私の頭には浮かんだ。
自分で決めたこと。
それがどれだけ人を変えるのか、今後見守って行く。