Not Taking Passengers | ぴいなつの頭ん中

ぴいなつの頭ん中

殻付き。そにっくなーすが言葉を地獄にかけてやる


ぶつかるのが怖くて歩けなくなっちゃった
傷つくのが怖くて好きって言えなくなっちゃった
流れ出すのが怖くて音楽聴けなくなっちゃった

生活を捨てちゃったきみを救ってくれるのはきみの勇気しかない

人生に必要なのは勇気とほんのちょっとのお金なのだ

そしてさよならだけが人生なのだ

電車のクラクション聞くたびに私に向けられた豪風と警笛を思い出す

怖くて飛び上がって転んで怪我した手のひらはその頃まだギターのほんとの楽しさを知っていなかった

誰かに求められなくても
誰にも求められなくても
誰にも知られなくても
わたしはこのわたしのかたちを維持してゆく
スプーンに載せたまま
口に運ばれるまでつよくつよく力を張って
なくしちゃったモーターが誰かの口の中にあるなんて思ってないけど
口の中にはいってちゃんと消化されるまで
憧れてすぎて好きって言えなくなった
最強にかっこいい彼女に抱きしめてもらえる日まで
この力で
音速で疾り音速で散ってゆこう

絶対に27歳なんかで死ぬもんか
払った年金、使って
楽な生活をするんだ