どろどろかからからかどちらか
に
転げ落ちてしまう誰も守ってくれない
ただ
ひたすら
むりむり
と這い出る勇気ある有形糞便が足の長い犬の尻からひりでるのを見てにやにやと憧れていた
水になりたい
水になって馬の尻をおいかけたい
ぱかぱか
と
走ったのだろうかいまはそうやってかちかちにかたまって彩られてわたしを歩きにくくさせる
水になりたい馬の尻を追いかけてぱかぱかしたい
染み込んだら
毒なの