私はあの時、君の力になれたか?
その問いがいつもぐるぐるしている。
あの時もあの時も、ぶれてしまったり迷惑をかけてしまったり怖がったりしてしまった。
きちんと立ってないと君を支えることなんてできないのに
ほんとうはわたしも誰かによりかかりたい。
けどよりかかっちゃいけないんだよ。
誰もがひとりで立てなきゃ大人にはなれないんだよ。
誰かを支えたいって思いが、もう、こんなにも強く強く根付いている。
もうこれは仕方ないんだろうな。
誰かのそばにいて自分を削って、大切にされたり愛されたりすることを考えないようにして、ひたすら誰かに消耗されて。
みんなは馬鹿だっていうだろうね。自分だってつらくて死にたくなるかもね。でもごめんね。こういう生き方しかできないんだよ。
わたしはじぶんがきずつくことよりも、きみをじぶんのてできずつけることのほうがこわいよ。
傷つけずに愛せたか?
私はあの時君の力になれたか?
答えは求めちゃいけないの分かってる。
真実を知ってるのは君だけ。
私の血肉が、すこしでも君のエネルギーになりますように。