私は自分をかわいそがってました。傷なんてもうずっと前に癒えてあとかたもなくなってたんです。幸せになるにはがんばらないといけないから、がんばるのが嫌だから、甘えてたんです。
もう前を向かないといけません。心が後ろを向いて「ここにいたい」とごね続けていても、列車はいつのまにか私の体を運ぶから。
たとえ気が狂いそうなさみしさに襲われても、それと真っ向から向き合って闘っていかなければいけないのです
寂しい苦しさを知らない人間は他人の苦しさに共感なんてできないでしょうから。
共感すること。理解すること。すべて受け止めること。これが看護カウンセリングの基本なのです。