渡辺繁一のブログ -107ページ目

渡辺繁一のブログ

演出の効果を設計する

思ったよりもリクエストが多く、少々手こずりましたが

無事納品する事ができました。

クライアントの最後の一言

「かんぺき!」

が印象的でした。


制作費の事を考えると少しブルーになるけど、

こんな感じでGOOD JOBができるのもクライアントのおかげです。

感謝。

一部を公開します。


23時。

電話が鳴る。

この時間帯の電話でハッピーな電話は、99%無い。

またか?と気持ちはネガティブモードに。

当社が納品したシステムを調整中にビスをなめてしまったので
どうにかする方法は無いかという事だった。

4本のビスの内、2本は外せたが、後2本は、必要以上に固かったらしい。

これは、クレームなんだろうか?

まあいいや、困っている状況を解決する為に電話をかけているので、スクエアな対応は、相手の気持ちをヒートアップさせるだけだ。

状況を確認後、気分をリセット。
(真夜中に電話が合った事、仕事を中断された事。眠たいという気持ちをリセット)

名古屋の友達に電話 繋がらん。やっぱし。

東京の友達に電話、この状況でどういう風に対応するだろうかを電話で検討。

1、近くのガソリンスタンド(修理機能付き)に行って工具を借りる
2、ビルの防災センターで頼んで工具を借りる。
3、名古屋の友人に走ってもらう。

ネットで調査すると便利な工具はいっぱいでで来るが、23時の名古屋で入手できるすべは無い。

クライアントに電話、手持ちの工具を確認。
プラスの2番と、精密ドライバー、ペンチ。

現在で出来る限りのアイデアを説明。
良く聞いてみると、明日に調整可能であれば良いそうである。

なあんだ、明日ハンズかホームセンターで買えばすむ。

ネットで調査した直しかたをメールで送り、処理完了。


そのあと、

24時に名古屋の友人から電話があった。事なきを得た事を説明した。

しかし、トラブルが解決した後でも、頭のなかは、トラブルを解決する方向性が残っているようだ。

瞬間、方法がうかんだ。

コンビニに行って、瞬間接着剤(ゼリー状)を購入。
つぶれたプラスビスにドライバーをハンマーのようなもので食い込ませ、隙間に瞬間接着材を流しこみ
ドライバーに体重をかけながら、半時計方向に5度回転させるつもりでドライバーを動かせば外す事ができるかも知れない。

ペンチでビスの頭を握ってまわす方法も伝えるべきだった。

忙しい状況やパニックに近い状況は、極度の緊張状態を同等。

当然、身体と問題の焦点がロックされいる。
問題を早く解決しないいけない、という強烈なレバレッジもある。

問題を聞いた時にリセットしたのは、レベルが軽いリセットかも知れない。
問題が解決した事で気持ちニュートラルになったのか、問題の捉え方も変わった。

フィジオロジーと、フォーカスをリセットする事で、客観的にトラブルに対応できるはず。
友人からのオファーで旅番組の撮影、編集をやらない?

と、話があった。

全然、新ジャンル。

が、

このたぐいの話は裏がある。

制作費が安く、通常のプロダクションでは手を出さないのだ。

どうやら僕のレバレッジは、「ダレもやってないからやってみたい」

そんな気がする今日このごろです。

演出費はファイトマネーみたいなもの。

効果があがれば金になる、効果がなければそれはゼロ、

そのジャッジは、クライアントマーターだが、フェアーなジャッジが欲しいものだ。


日本人のメンタリティは、すべて減点法が規準になっている。
交通規則はもとより、入試、教育、あらゆる場面が減点法だ。

そのほうが合理的に統率が可能であるという理由かもしれないけど、あまりにもチープな採点方法の理屈を引きずっているような気がする。

おのずから、減点されない様に振る舞う。
高速道路も、「カメラがあるところだけ速度を落とす」事が正しい様な錯覚に陥る。

試験でも、先生の採点ミスが見つかり、報告すると減点される可能性がある場合でも報告すると逆に「君は点数下げたいの?」と逆に怒られたりする。

工事の世界でも、合理的に予算を使用する事と、手抜きをする事の閾が設計士や、施工業者、監督などの良心にゆだねられる事が非常に高い。

以前ウィーンの地下鉄に乗った事がある、なんと改札が存在しない、キップはホームにある券売器でキップを購入、時刻をパンチする。2時間まで乗り放題という理屈。キップを買って電車に乗り込むが、車中でもチェックが無い。聞いてみると、ゲリラ的にキップを検査するのだと言う、その時所定のキップを所持していない事が発覚すると、係員詰め所で手痛いおしかりをうけた後、かなりの罰金を払わされるそうだ。

なかには、キップを買わずにまんまと無賃乗車する人もいるかも知れない。

すべて良心に頼っているのだ。
おそらく日本では成り立たないシステムなのかも知れない。


フェアープレイの精神が報われる世界にしたいですね。
当社の取引先の協力業者さんの社長が体調不良に。

メールで連絡がありました。

以前も倒れた事があり、少し心配。

で、

頼んでいた仕事の進捗状況を確認したところ

全く進んでいない事が判明。

また仕事が増えてきました(笑)

なぜか当社が頼むと体調不良になるのはなぜ?

僕は貧乏神がついてるのかな?