日本人のメンタリティは、すべて減点法が規準になっている。
交通規則はもとより、入試、教育、あらゆる場面が減点法だ。
そのほうが合理的に統率が可能であるという理由かもしれないけど、あまりにもチープな採点方法の理屈を引きずっているような気がする。
おのずから、減点されない様に振る舞う。
高速道路も、「カメラがあるところだけ速度を落とす」事が正しい様な錯覚に陥る。
試験でも、先生の採点ミスが見つかり、報告すると減点される可能性がある場合でも報告すると逆に「君は点数下げたいの?」と逆に怒られたりする。
工事の世界でも、合理的に予算を使用する事と、手抜きをする事の閾が設計士や、施工業者、監督などの良心にゆだねられる事が非常に高い。
以前ウィーンの地下鉄に乗った事がある、なんと改札が存在しない、キップはホームにある券売器でキップを購入、時刻をパンチする。2時間まで乗り放題という理屈。キップを買って電車に乗り込むが、車中でもチェックが無い。聞いてみると、ゲリラ的にキップを検査するのだと言う、その時所定のキップを所持していない事が発覚すると、係員詰め所で手痛いおしかりをうけた後、かなりの罰金を払わされるそうだ。
なかには、キップを買わずにまんまと無賃乗車する人もいるかも知れない。
すべて良心に頼っているのだ。
おそらく日本では成り立たないシステムなのかも知れない。
フェアープレイの精神が報われる世界にしたいですね。