また、あいつがやってきた。
最終日の現場入り時間は24時、翌朝まで8時間程仕事して、帰社した後資料を作成、夕方に持って行く
予定だったのだが、明け方4時ごろにトラブルが発生、その想定外のトラブルをシューティングしていく
内に、現地での施主検査時間がどんどん迫ってくる。
機械は遅々として結う事を聞いてくれない。
そんな状況で睡眠不足もどこかに飛んでしまい、必死で問題解決を検討する。
まるで、映画のクライマックスシーンのように完成の寸前でその悪魔は微笑むのだ。
また、あいつがやってきた。
こんな時、パニックになると期待する結果を得る事は困難になる。
こんなとき僕は信じる力を発動する。「問題は絶対に解決可能である」
腕時計の秒針の音が聞こえるのはと思えるほど頭がクリアーな状況になる。
周りに工事の爆音がしようが、ロックコンサートのバックヤードの中でも
いろんなギャラリーから罵声を浴びようが・・・・・
頭をクリアーにする。答えは自分の中にあるのだ。
8時。瞬間的に答えが降ってきた。
どんな問題があったのかを忘れるほど簡単に扉が開いた。
今度はあいつに勝つ事ができた。
創造的な問題解決方法は優先順位の明確化、目的の明確化が常のなされていることが肝要である。
あいつがやってきた時に足をすくわれない為だ。たとえ、睡眠不足で瞬間、気を失っても正気にもどった時は正確に仕事に戻れる。そんな強力な意識が必要だ。