ナウルのブログへ
ようこそ~((☆´∇)从(∇`★))
リアタイ記事です
かなりな長さですので 内容に ご興味のある方のみどうぞ
↑ 自ブログ史上 一二を争う長さかもw
公開前に 炎上していた
あの大吉原展
上野駅の公園口から 少し歩きます
藝大美術館は こちらの門から
新緑が美しい季節ですねぇ
何故 そんな炎上していたのか
当時の遊郭とは
人身売買によって引き起こされる
あってはならない 負の歴史
であるのに
この展覧会のプロモは
その問題点への フォーカスが甘く
エンタメ的な扱い
の方が強い という印象を与えた為かと
ちょうど ジャニーズの問題もあったりで
時勢に合わない プロモだったわけです
メインのこちらも お色が まんま過ぎたw
めっちゃ合ってますけど あのプロモとだとNGなのか
大炎上を受け 公式サイトには 以下のような記述が・・・
遊廓は人権侵害・女性虐待にほかならず、現在では許されない、二度とこの世に出現してはならない制度です。本展に吉原の制度を容認する意図はありません。広報の表現で配慮が足りず、さまざまな意見を頂きました。
主催者として、それを重く受け止め、広報の在り方を見直しました。 展覧会は予定通り、美術作品を通じて、江戸時代の吉原を再考する機会として開催します。
館内 撮影が許可されていたのは
一箇所のみでしたので
そこで撮った画像を 貼りながら
感想を 書き残します
遊郭を再現した 立体模型
まずは
吉原遊郭の 成り立ちから学習
和装の方々や 鬼滅の刃グッズを身に付けている方も
チラホラ お見かけしました
音声ガイドを借ります
ナレーターは 声優の
沢城みゆきさん
槇大輔さん
聴いて すぐわかりました
『鬼滅の刃』堕姫役の声優さん だと
とは言っても 堕姫らしさは皆無で
展覧会仕様の 至って落ち着いたナレーションでした
堕姫の声音でやってくれたら
めっち気分アガるのになぁ と思いましたが
それは権利の関係で 絶対ムリなんだろなw
会期終了後は削除されるかもですが・・・
基礎知識:吉原遊郭とは
約10万平方メートルもの広大な敷地に
約250年もの長きに渡り続いた幕府公認の遊廓
吉原遊郭に関して
ここまで詳細な 展覧会は
今まで 無かったかもしれません
そういった意味では 大炎上したものの
開催できて良かったかと
これだけ気合の入った展示なのに
開催できなくなったら 最悪だったかと
第一部
浮世絵作品等から
吉原の文化 しきたり 生活 を知る
喜多川歌麿の
「青楼十二時 続」
遊女の 24時間の生活を描いた 12枚揃の浮世絵
これにより 1日の生活の流れが わかります
昼見世なども ある関係か
①かなり睡眠時間が短い
朝方に起き 共寝の客の帰り支度を手伝い
6~7時には客を見送った後 仮眠をして
10時には お風呂に入り身支度開始
②遊女は お客の前では飲み食い禁止
すすめられた酒を一杯飲む程度は あったらしいものの
長時間 食べ物を口にすることができなかった模様
飲み食いしたら 当時流行の お歯黒も落ちちゃうょね
現代の ホステスさんキャバ嬢同様
③馴染み客の訪問を促す為 手紙をしたためたり等
営業努力をしていた
睡眠時間が短い上
お座敷のご馳走を前にして 一切食べられず
過酷な労働条件
だったことが 伺えます
花魁道中
花魁が吉原を練り歩くのね 程度の認識だったのですが
当時 遊郭遊びの流れは
馴染み客は まず茶屋へ行き
その座敷で 軽く飲み食い
そこへ 遊女が 自分の客を迎えに行く
それが 花魁道中なのだそう 🌸
一部の太客しか相手にしない花魁を
見ることができる 限られた機会だったかと 👀
茶屋から 妓楼へ移動し
そこから 遊郭遊びの開始 とぃぅ流れ
人に見られると 差し障りがある場合
吉原大門の近くで 顔を隠す編み笠を
借りることができたそう
第二部
風俗画や美人画を 中心に
吉原 約250年の 歴史を辿る
「新吉原細見図」
今で言うガイドマップ 的なモノの展示もあり
遊郭の場所や
抱えている遊女の名前も入っていて
所謂 娯楽施設 の
入門ガイド 遊び方マップ 的な印象
遊客目線の展示ですね
当時は 遊女が
ファッションリーダー
ブロマイド的な 役目を果たしていたであろう
美人画の展示も
保存状態の良いモノは
よく見ると 大英博物館所蔵だったり
里帰り展示品も 多々
禿の着物まで 同じ柄で作り
お揃いで 着せたり等
シャレオツでした
修復後 初披露の
高橋由一《花魁》
[重要文化財] 明治5年(1872)東京藝術大学所蔵
高橋由一さんは日本初の洋画家
あの有名な 新巻き鮭の絵を描いた方と言えば
ピンとくる方も 多いかと
拝見できて良かったです
描かれた花魁は
「私はこんな年増ではない」と泣いて怒ったとかw
浮世絵は デフォルメされた美人画(皆似た顔)ですが
肖像画のように 見たままを描くのが一般的な西洋画は
かなりな インパクトを残したようです
1872年に 芸娼妓解散令 が出され
それ以前の遊女たちは
抗いようのない 仕方の無い運命で
吉原に身を置いている
という見方をされていたのですが
解散令 以後は
自らの意思で売春をする娼妓 と見なされ
遊女観に 変化が生じたよう
身の上に対する 世間からの同情は減退し
厳しい見方に 変わっていったよう
実際は 解散令で 売春がなくなったわけではなく
遊女たちが 完全に解放されたわけでもなく
以前の抱え主や 親元に戻されただけで
また遊女に逆戻りすることも 多かったという
遊女屋は 遊女に対し座敷貸し屋として
営業を認められ 存続
借金に縛られ 売春を強要される実態は
あまり 変わりはなかった模様
売らせる側 買う側 の存在を消去した
近代売春の 再定義になっただけ
興味深かったのが
名前は忘れてしまいましたが
花魁道中の写真が残っている
当時の花魁の 一人が
重い 装飾品に
季節に合わない ぶ厚く重い着物
それらを強制的に 身に纏わせ
歩かされるのは 人権侵害だ
と 主張し
労働条件にも入っていない として
長年の吉原の慣習である
花魁道中を拒否し
やめてしまった件
当時にしては
なんと 先進的な考えを持った
花魁だったのでしょう
第三部
吉原遊郭を体験する編
展示室全体で吉原の五丁町を演出 浮世絵を中心に工芸品や模型も交えて テーマごとに作品を展示 吉原独自の年中行事をめぐりながら 遊女のファッション 芸者たちの芸能活動などを知る
多分 この第三部の内容を プッシュしすぎて
炎上したのかなとw
まずは
吉原遊郭へのルート紹介
3つ あるそうですが
最も 粋とされたのは
船を使ったルート なのだそう
歌舞伎の 助六に出てくる
三浦屋の揚巻を歌った 長唄「揚巻」
を音声ガイドで聴きながら
吉原を CGで再現した動画を見ながら
ちょぃ 疑似体験
鳥になって低空飛行したり 高所から眺めたり
これが一番楽しかったかもw
今 頭が鬼滅なのでw
遊郭編に出てきた街並みが浮かびーの まんまだしw
元旦🎍は 遊郭も お休みだったよう
遊女は 元旦の装いをし お正月を過ごす
「花魁図」菊山英山
朝日に カラスが描かれた打掛の 花魁が描かれていました
当時の 粋な 柄のよう
3月にだけ 桜を植えて花見を楽しむ仲之町
遊女の供養に 細工を凝らした盆燈籠を飾る
7月の玉菊燈籠
吉原芸者が屋外で芸を披露する8月の俄(にわか)
季節ごとに 町をあげて催事を行い
贅沢に非日常が演出され 仕掛けられた 虚構の世界
唯一撮影OKだった立体模型があったのも 第三部でした
江戸風俗人形
展示されていた 美人画や
遊女がテーマの絵本
「青楼美人合姿鏡」
「絵本青楼美人合」
などに 描かれるような遊女は
極一部の トップ オブ トップのみ
大名のお相手もするレベ の遊女は
見てくれの美しさ だけではなく
古今の和歌 俳諧 生花等にも通じ
深い教養を 備えていたそう
でも そんな遊女は 一部のみで
大部分は 下級遊女が占めているわけで
吉原遊郭の外れ
お堀の前の 外周グルっとは
最下層の切見世と言い
わずか 二畳ほどの広さの部屋で生活し
そこで 一晩に何人もの客をとる
そんな 苦行のような生活を送る 下級遊女たち
吉原遊郭の中には このような
格安風俗も 存在していました
借金を返し終わった後も 行き場がなく
切見世に流れ そこで人生を終えることも
なんと50代の遊女もいたそうです
平均寿命45歳だった この時代にですゎ
鬼滅の刃「遊郭編」の鬼兄妹
堕姫 と 妓夫太郎
彼らの母親も 切見世遊女の設定だったのね
うーん・・・ 何とも言えない気分になりますねぇ
展示の最後で 切見世のことを知り
複雑な思いを 抱きました
まぁ 公営の吉原よりも
市中の 岡場所の方が
もっと劣悪だったのでしょうが
日本人の NYでの海外売春の
ニュースを 耳にしましたが
中には パスポートを取り上げられ
同じような状況に 陥った人たちもいるそう
アメリカ国土安全保障省から
「売春目的の渡航の疑いで、日本人女性の入国拒否が相次いでいる」
と 日本の警察庁に情報提供があったことで
ブローカーの逮捕に至ったとか
先日は 韓国でも 売春斡旋グループが検挙されたし
先進国の筈なのに G7なのに
出稼ぎで 高収入を得られるのが
今の日本の 現状なわけです
吉原の 美と文化 に注目することは
吉原遊郭自体を
肯定するものではありません
以下 懐かし~い画像をペタリ
アメーバの ピグですら
こんな花魁衣装がありました
花魁の美しさへの 賞賛憧憬か
和装のコミュでは
花魁衣装で集まったり
初めて参加した コミュイベ花魁道中
今にして思えば ヤバぃ人も多かったw
ここで知り合った友が何人かいる♪
最後に喋ったのもう何年前? 亀は元気かな
なんかねぇ 韓国ドラマみたいだった
ピグで人生してる人たちは 超真剣なので
影で悪い噂を流して 敵対する相手を陥れたり
裏で画策して P友を一方的に切らせたりとか
無関係なのに とばっちりを受けたりも
Mさんはいなくなったし 全く関わりなかった人から 身代りに恨まれてもねぇ
リアルでは 絡む機会など無い方々なので
なんでそーなる系の思考が ほんと謎過ぎた
基本 妬み僻みが 要因のようです
リアルの世界では 周囲お上品で恵まれた方ばかり故
そういったこととは 無縁で生きてきましたので
理解不能な人たちも 世間には結構いると知り
ヤバぃ人センサーが磨かれ その後の実生活に役立つとぃぅw
あと 吉原遊郭をイメージした
お部屋を作っていた方々も 結構いらして
基本キューブを積み上げ 家具を並べて作ります
遊郭イメージに合わせた 家具たち
懐かしい友ちゃんたち 他で繋がってたりもしますが
左端のローズは 先日 久しぶりにブログを更新してて
コメもできたし 嬉しかったなぁ
家具選びが秀逸だったこのお部屋
これがホントの わちゃわちゃw
こちゃ元気かなぁ FFやれば一緒に遊べるんだが
どうにも戦闘系苦手で コントローラー片付けたまま
FFでもお部屋作りに励んでて有名みたい
彼女の作るお部屋 好きだったなぁ
変な人 多かったけれど
中には まともな人もそこそこ居て
楽しく 友情を育みました
お部屋作り 面白かったなぁ
いつか 動画とかで まとめたい
その前に ブログテーマで 要仕分け
購入品
その後の予定の関係で 今回は重い図録は購入せず
浮世絵柄のノートと 西陣織のミニミラー
自分用に 和風なモノが欲しくて購入
中には 何故か楊枝が
って あぁ なるほどw
楊枝で 歯のケアをする人って
実際 いらっしゃるのでしょうかねぇ 謎