おはようございます。
さて、
むちゃぶりチエコのタスマニア編
最終回をお届けします
今までの経緯はこちらから↓
①プロローグ編
②調査開始編
③映画「タスマニア物語」考察編
④淡路島はタスマニア州のファーノー諸島
偶然ユーカリ繋がりで発見しました
内容はオーストラリア本島のアボリジニのお話だったので、
タスマニアアボリジニとはまた少し異なる所もあるかもですが、
本の内容と調べて追加で分かった情報を
私が拾えた範囲で綴ってみますね。
ざっくりと書きますが、
オーストラリアにイギリスから白人たちが移住してきたのは1788年からで、
当時、
アボリジニが狩猟民族で農耕民族でないという理由で彼らから土地を奪いました。
そして、白人からの迫害などがあり、
オーストラリア本土から罪人やその看守をタスマニアに送還させ、
さらにタスマニアアボリジニをファーノー諸島のフリンダース島に追いやったことなどが分かりました。
また、余談ですが
なんとこのタスマニアから日本に船が訪れたことがあるらしいです
1829年、護送中の囚人がイギリスから奪った船で、徳島県に黒船が現れたとのこと。
のちに、オーストラリア政府が法を整え、
アボリジニたちが奪われた土地などの権利を取り戻せたのは1976年のことでした。
まだ46年前の出来事ということに衝撃を受けました。
沖縄の歴史ともあまり変わらない…。
また、オーストラリア本土でアボリジニが行う
祖先の精霊と人々が交渉するお祭りで、
「星まつり」というものがあることを知りました。
これは明けの明星をめぐって行われるそうで、
明けの明星といえば…金星
超次元トリッパー☆イシュタール
さらに「星まつり」…
「星降り祭り」というのが、先日も行ってきた
星田妙見宮にあった…
この記事は初めて星田妙見宮に伺った時のできごと。
「星降り祭り」の7月23日はFirst contactの日でした
その星田エリアとほど近い磐船神社も
すぐそばを天の川が流れていて、
深掘りしていくとこの地域の神さま事情も、
迫害に近いところが分かってアボリジニの民族迫害ともシンクロしました…。
(話す機会があったら次の機会に)
「星まつり」は神話の
祖先の星である明けの明星が棲むべき大地を求めて東から西へ旅したという、創世時代の金星の旅の再現だそうです。
本に話だけ登場した原住民が描いた樹皮画というものには、
大地(ガタラーラ)のうえに天の川と4つの円、そこを旅した精霊の足あとが描かれているそうです。
またこの祭りは祖先の精霊が宿るマラジリとよぶポールをめぐって進行され、祭りの中で人形を成していきます。
最終的に地上に立たせたこのマラジリは、
明けの明星を象徴し、天の川によって示される天空の構造と対応するのだそうです。
「星まつり」の中で踊る、ツルのおどりが渦だったので気になり載せておきますね
そして、儀式にも使われるディジュリドゥ
これは、世界最古の管楽器と言われ、
この楽器はなんとユーカリの木の筒でできているそうです
黒:アボリジニの肌の色,現在・過去・未来
黄:絶えず生命を蘇らせる母なる太陽
赤:オーストラリアの大地と過去に流した血の色
日本の国旗にも似ている・・・
今回の謎解きが
何を意味していたのかを考えた時に、
その土地を癒すためには、私たちは「識る」必要があったのだということ。
とおまさんや今回のたくさんの人たちの祈りで、
どんな悲しみや過去が癒されてきたのか、
改めて辿る必要があったのかなと思いました。
私も調べるにあたって、
めちゃくちゃ感覚が研ぎ澄まされて、
知りたいことや答えが手元にやってくる感じでした。
また気がつくこともあるかもしれませんが、
一旦ここで完結とさせていただきますね。
今日の水戸の謎解きタイムにも繋がることがあるかもしれないと思い、
材料だけ投げておきますので、拾っていただけたら嬉しいです
長い間お付き合いくださって
ありがとうございました