８６/ＢＲＺドリフト仕様オリジナルセッティング車高調！奥伊吹テスト！！

５月１４日、月曜日

第２月曜日は、定休日

この日は、天気が良さそうだったので、オリジナルセッティングの車高調のテストをしに、奥伊吹モーターパークへ行って来ました

個人走行でしたが、他に利用者はなく、貸し切りでした

一人でパイロンを並べてテストコースを作り、タイヤ換えて、今日は黙々と一人ぼっちでテストかぁ～何て思ってたら、見慣れた赤いワイドな８６が

僕が以前履いていたＳ１Ｒを、現在履いているＡＴＡＣのＳ君が見学に来ました

準備も出来ているので、早速テスト走行開始

１走行目は、前日にどしゃ降りの中、店で基本セットを出した状態で走ってみると、角を付けて走ろうとすると、コーナーの最後の辺りで、リヤが追い越す感じなので、リヤの車高を車高調の調整ネジ半回転上げて走ってみると、リヤが追い越す事もなく、ちょっと意地悪に設定したコースを普通に走れてしまいビックリ

２走行目は、コントロールしやすかったのですが、軽く動き過ぎて僕には少し頼りないので、ショックの減衰を、２４段調整の目のフルソフトから８段締めて走行してみると、ちょっと動きが重い感じだったので、そこから２段緩めるて走ってみると、動かせば動くし、止めたい時に止められるしで、２速メインのテストコースには、ちょうど良い感じになりました

ここで中古のケンダが終了したので、新品のケンダに交換して走ってみると、タイヤのグリップがパワーとバランスが良く、全開付近でコントロールしながらドリフト出来ます

Ｓ君に、走りや動きを観てもらったり、動画を撮ってもらって、それをチェックして午前中のテストは終了

午後からは、Ｓ君が帰ってしまったので、コース脇の壁にスマホを置いて撮影しながら、一人黙々とテスト…

ではなく、思った以上に乗りやすくて、ついつい楽しくなってしまい、思いっきり走ってしまいました～(笑)

その時の動画です

スマホで置き撮りしているので、小さくてスイマセン

加工ナックルやタイロッドで切れ角アップしていなので、今時のケツ進入とは行かないですが、ノーマルの切れ角フルカウンターまで一気に角度を付けられます

別アングルです

かなり踏めてますし、角度を維持しながら減速する際も安定していて、コントロールの幅も広いです

チラッ見せ～(笑)

今まで、色々なメーカーの車高調をベースに、スプリング変更等をしてセットアップして来ましたが、この車高調が一番乗りやすいかも

この車高調は、誰も知ってる国内メーカーのキットで、出荷時にスプリングが選択出来るので、今までのデータから最適と思えるレートを選択し、リヤにヘルパースプリングを追加しただけで、何か特別な事をしている訳ではありません

スプリングレートは何キロとか、車高はとかは、流石に教えられません(笑)

真似したい方は、以前アップした記事に書いてあります

うちから購入して頂ければ、そのレートとヘルパースプリングを組んで、車高等のセッティングデータを付けてお渡しします

このテスト車両は、元々グリップで使用していて、チューニング内容は、車検対応マフラー、ＯＲＣレーシングコンセプトクラッチ、デフ＆メンバーカラー、ブレーキパッドのみで、ＬＳＤは純正トルセンのまま、ファイナルギヤもノーマルの４.１で、アーム類もノーマル

ドリフトでは必須と言われる切れ角アップも、タイロッドや知恵の輪、加工ナックルも装着していません

車高調だけで、これだけ走れれば十分でしょ

ドリフトと言えば、シルビアやスカイライン、１００系チェイサーですが、最低社外のＬＳＤを組む必要があり、車高調だけでは、こんな勢いで走れませんよね

ＶＳＣやＡＢＳの電子デバイスも、ヒューズ抜き等の強制カットはせず、車の取り扱い説明書に書いてあるＶＳＣスイッチ長押しカットしてるだけで、特別な事は一切していません

車高調のセットが決まっていれば、ドリフトしても電子デバイスの介入はほとんどなく、ＡＢＳもある条件で入るのですが、それで乗りにくいって事もなく、サイドブレーキを使えばリカバリー出来る範囲なので、それが原因でドリフト出来ないって事はありません

車高調だけでもこれだけ走りますが、ガッツリ角度を付けて走ると切れ角が足りなかったり、一気に角度をつけた後に、アクセルを入れてトラクションを掛けて流れを止めるのですが、そこでアクセルを入れても、一瞬遅れて流される事もあるので、その辺りは社外のＬＳＤを組んだり、ブログにもよく登場するＧＰスポーツのトラクションメンバーカラーを組んむと解消され、タイロッドや加工ナックルを追加すると、さらに角度をつけた今時の走り方が出来ると思います

出来過ぎ位のテスト結果が確認出来たので、一人でパイロンを片付けて、撤収しました

行きはショックフルソフトの状態で街乗りテストをしたのが、スプリングレートなりの硬さはありますが、足は良く動いて乗り心地は良く、帰りの道中は、奥伊吹を走ったままのショックの減衰で帰りましたが、トントンと収まりが良く、大きめのギャップも上手くいなしてくれて、乗り心地も悪くはありません

この車高調は、オリジナルセッティングのスプリングレートです使用する分には、かなりショックの減衰に余裕がある感じです

Ｓタイヤにも対応するほどのハードなスプリングレートに対応したショックで、そのショックのソフトな方で使用しているのが、良いのかもしれませんね

帰りは、事故渋滞に巻き込まれながら、無事店に帰って来ました

タイヤ２セット近く使うほど走って、埃とタイヤカスまみれになっちゃったので、洗車しました

あまりにも乗りやすくて、楽しくなっちゃって、テストをを忘れる位しゃかりきに走ってしまいましたが、それほど問題なく良い結果で、テストが終了したって事です

ここでハッキリ言いますが、８６/ＢＲＺでドリフトするには、車高調入れるだけ十分楽しめます

現在市販されている車高調は、ドリフトするにはセットが全く合っていない為、角度に耐えずクルクル回ってしまい、そこで真剣にセッティングもせず、車高調入れただけではドリフト出来ない、８６/ＢＲＺでドリフトするのは難しいんだ

って事になってしまったんだと思います…

そこで、角度に耐えない出来損ないの車高調で、何とかドリフト出来ないか、角度に耐えないなら角度少なくてもドリフト出来る様にと、知り合いのショップさんやメーカーさんが、ドリフト用ナックルを試行錯誤して制作されて来ましたが、やっぱりそれは、誤魔化しのパーツなのかな？と思います。

基本となる車高調が決まらず、誤魔化しパーツだけで何とかでは、今時の角度を付けた走りやスピードを乗せて飛ばすドリフトは出来ず、いつまで経ってもシルビアを超える事は出来ません…

シルビアを超える為にも、８６/ＢＲＺの長所でもある新しい設計のシャーシから来るコーナーリング性能と、ＮＡ２００馬力のパワーを使い切る足が必要なので、走りの基本となる車高調のデータを蓄積し、そのデータの集大成として、オリジナルセッティングの車高調をテストする事になりました

うちのコンセプトは、ワンオフ物のスペシャル品は使わず、誰もが手に入る市販パーツでセットアップし、誰もが真似出来る

なので、今回発売するオリジナルセッティングの車高調も、誰もが知ってる国内有名メーカーの製品で、発注際にスプリングを選択し、追加でヘルパースプリングパーツを組んでもらうだけで、ショックやアッパーマウント等車高調本体は、ワンオフ制作は一切なく、全くの市販品です

なので、ノーティーベアーオリジナルセッティングのドリフト仕様の車高調が欲しいって注文頂ければ、メーカー欠品がない限り、数日で入荷します

但し、耐久性や信頼度、オーバーホールや仕様変更に対応出来る等、ショック等のクオリティーは妥協したくは無かったので、少し高価になってしまいました

今まで本当に良い車高調が無かったので、ＨＫＳのハイパーマックスＳＰにスイフトのスプリングを組み合わせた物をお薦めしていましたが、それより少し高価ですが、今回のオリジナルセッティング車高調の方が、ショックとスプリングレートのマッチングや車高等のセッティングは、バチっと出ているので、自信を持ってお薦め出来ます

ノーティーベアーオリジナルセッティング車高調 “ドリクマＳＰＬ”の定価は…

現在調整中ですが、税抜き２５００００円より少し高い位になると思います

安価な車高調を購入し、スプリング交換をしてセットを出しをするのか、少し高価ですが、高耐久の最初からバチっとセッティングが出た物を購入するかは、あなた次第なのです

どちらにしても、その車高調なりですが、ドリフトしやすい様に、セッティングいたしますので、ご相談お待ちしております